債券:利率と利回りの違いは?

債券投資にあたっては、「利率」と「利回り」の違いをよく理解しておきましょう。
債券は、「利率」ではなく、「利回り」をみて投資判断をすることが大切です。

利率

利率とは、額面金額に対する毎年受取る利息の割合のことで、クーポンともいいます。
債券の利率は、発行するときの金利水準や発行体の信用力等に応じて決められます。

(例)額面100万円購入し、1年後に3万円の利息を受取る場合

分母 額面金額 100万円 分子 利息3万円 × 100 = 利率 3%

利回り

利回りは、投資金額に対する利息も含めた年間収益の割合のことです。

(例1)額面金額100万円、利率3%の債券を95万円で購入、償還までの5年間保有

購入日95万円 利払日3万円 利払日3万円 利払日3万円 利払日3万円 償還日100万円3万円
【5年間の利息収入】3万円×5年分=15万円 【償還差益】額面金額(100万円)−投資金額(95万円)=5万円 5年間の収益20万円(年間収益4万円) 【利回り】年間収益(4万円)÷投資金額(95万円)×100≒4.21%
  • 実際の利回り計算では税金などの費用も考慮する必要があります。

(例2)額面金額100万円、利率3%の債券を105万円で購入、償還までの5年間保有

購入日105万円 利払日3万円 利払日3万円 利払日3万円 利払日3万円 償還日100万円3万円
【5年間の利息収入】3万円×5年分=15万円 【償還差益】額面金額(100万円)−投資金額(105万円)=▲5万円 5年間の収益10万円(年間収益2万円) 【利回り】年間収益(2万円)÷投資金額(105万円)×100≒1.90%
  • 実際の利回り計算では税金などの費用も考慮する必要があります。

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