金融・証券用語解説
[外国為替市場]
[外国為替市場]
外国為替市場 (がいこくかわせしじょう)
異なる通貨を交換する市場。
日本の円や米国のドル、欧州のユーロ、英国のポンドなど世界の各地で発行されている通貨を売買します。略して「外為市場(がいためしじょう)」と呼ばれることもあります。外国為替市場は、個人や企業が金融機関と行う取引(対顧客取引)のほか、金融機関同士が行う取引(インターバンク取引)に区分されます。外国為替市場は株式などと異なり、取引所がありません。各国の市場は主に取引している時間帯によって区切られます。一般的に、東京市場は午前9時ごろから午後5時ごろまで、ロンドン市場は午後4時ごろから翌午前2時ごろまで、ニューヨーク市場は午後9時ごろから翌午前6時ごろまで(いずれも日本時間)を指します。ニューヨーク市場と東京市場の間の時間帯は、シドニー市場などと呼ばれます。
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