金融・証券用語解説
[レポ取引]
[レポ取引]
レポ取引 (れぽとりひき)
日本では、金銭を担保として差し出す債券の貸借取引で「現金担保付債券貸借取引」のこと。
貸し手が借り手に債券を貸し出して担保金(現金)を受け取り、一定期間後の決済日に債券の借り手は債券と貸借料を貸し手に渡し、債券の貸し手は担保金と利息を借り手に渡す仕組みです。短期の資金調達という意味では、資金調達コストは、現金担保金の金利から債券の貸借率を引いたものになり、これを「レポレート」といいます。1996年4月に日本の国債を取引対象としたレポ市場が創設され、「短期金融市場」の中核的取引のひとつとなっています。現先取引が債券を担保に現金を貸し借りするのに対して、レポ取引は現金を担保に債券を貸し借りするというものです。
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