金融・証券用語解説
[グローバルなシステム上重要な銀行]
[グローバルなシステム上重要な銀行]
グローバルなシステム上重要な銀行 (ぐろーばるなしすてむじょうじゅうようなぎんこう)
金融安定理事会(FSB)が世界的な金融システムの安定に欠かせないと認定した銀行のこと。
英語表記「Global Systemically Important Banks」の略で「G-SIBs」といいます。国際合意に基づき、金融機関ごとにシステム上の重要性を評価し、リスク・アセット対比で一定水準の追加的な資本の積み立てを求める金融機関です。FSBは2011年からG-SIBsの認定を行っており、まず29行を指定し、その後、適宜入れ替えを実施しています。
日本では、三菱UFJフィナンシャル・グループ、みずほフィナンシャルグループ、三井住友フィナンシャルグループの3メガバンクが指定されています。また、金融庁は野村ホールディングスもTLAC対象SIBsに加え、4金融機関グループを総称して「4SIBs」としています。
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