金融・証券用語解説
[高頻度取引]
[高頻度取引]
高頻度取引 (こうひんどとりひき)
取引手順などを組み込んだプログラムに従って高速、高頻度で自動売買を繰り返す取引のこと。
「超高速取引」「高速高頻度取引」「アルゴリズム高速取引」または、英語表記「High Frequency Trading」の略で「HFT」ともいいます。
明確な定義はありませんが、
(1)小口で大量に注文を出し、大量にキャンセルする
(2)取引所システムと同じ場所にサーバーを置くコロケーションサービスを利用し、執行時間を最短に利用する
などが特徴です。キャンセル前提の大量の注文を出すことで、他の投資家の執行コストを増やしているという批判がある一方、市場に流動性を供給し、株価変動を緩やかにするとメリットを指摘する意見があります。東京証券取引所では2010年の新株式取引システム「アローヘッド」稼働により高頻度取引が可能となりました。
相場を不安定化させているとの指摘があるHFTの実態を把握できるようにするため、17年5月に可決、成立した「金融商品取引法の一部を改正する法律」(改正金商法)で、HFT業者に登録制を導入。取引記録の作成・保存、超高速取引を行うことを当局に通知することなどを登録業者に求め、証券会社には体制整備が不十分な業者からの注文を取り次ぐことを禁じました。
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