金融・証券用語解説
[ライフサイクルファンド]
[ライフサイクルファンド]
ライフサイクルファンド (らいふさいくるふぁんど)
ファンド・オブ・ファンズの一形態で、年金の運用など、中長期運用の投資家向けに設計された投資信託のこと。
「ライフスタイルファンド」ともいいます。若年層では長期にわたっての運用が可能なため、ある程度リスクのある商品で積極運用できますが、高年齢層では中短期の運用になるため、リスクの低い安定的な商品中心に運用する必要があります。こうしたライフサイクルに応じて積極運用から安定運用への移行が効率的にできるのが特徴です。株式ファンド(高リスク)、債券ファンド(低リスク)などを、異なる比率で組み合わせ、例えば低リスク型(安定型)、中リスク型、高リスク型(成長型)という具合に、あらかじめ幾つかのパッケージが用意されています。
確定拠出年金の主力商品として位置付けられており、個人年金などにも組み入れられることが多くなっています。
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