金融・証券用語解説
[国際通貨基金]
[国際通貨基金]
国際通貨基金 (こくさいつうかききん)
「国際通貨制度の番人」として設立された国際金融機関。
英語表記「International Monetary Fund」略で「IMF」と呼ばれます。1944年7月に米国ニュー・ハンプシャー州のブレトン・ウッズで開催された連合国国際通貨金融会議で設立が決まり、47年3月に業務を始めた国際金融機関です。世界の国々が金融取引を行う際に必要な為替相場の安定などに取り組みます。金融危機に陥った国への支援機能も持っています。米ワシントンに本部があります。出資比率に応じた発言権が与えられ、上位は米国、日本、中国など。経済成長が著しい新興国は発言権の拡大を主張しています。
加盟国数は、2016年4月のナウル共和国の加盟によって、2023年5月現在189カ国となっています。
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