金融・証券用語解説
[イールドダッチ方式]
[イールドダッチ方式]
イールドダッチ方式 (いーるどだっちほうしき)
債券の競争入札法式のひとつで、価格ではなく利回りで入札する方式。
申し込みを受けた利回りが低いものから順次割り当てていき、発行予定額に達するまでが落札とされます。クーポンおよび発行価格は落札最高利回りで決定され、落札額総額について単一の発行条件となります。
債券の競争入札方式にはこのほか、価格競争入札コンベンショナル方式があります。
それぞれの落札者は自らの入札利回りにかかわらず、一律の発行条件で債券を取得することとなるため、入札の結果が市場実勢と大きく異なる場合、落札後、債券価格が大幅に変動することがあります。
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