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おすすめの投資信託は?投資初心者が始める前に確認したい注意点も解説

※NISAについての記載は2024年1月更新

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投資信託は、投資家から集めたお金を一つの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資する金融商品であり、投資を始めたばかりの方でも利用しやすい資産運用方法です。しかし、投資信託は種類が豊富で商品数も多いため、どの商品を選べばいいのか迷ってしまうかもしれません。

そこで本記事では、投資初心者におすすめの投資信託を解説します。知っておきたい投資信託の注意点や、運用の知識がない方でも安心して始められるロボアドバイザーの魅力についても紹介しますので、ご自身の投資方針に合った投資信託選びの参考にお役立てください。

投資信託とは?

投資信託(ファンド)とは、個々の投資家から集めた資金をまとめてより大きな資金として、運用の専門家(ファンドマネージャー)が国内・国外の株式や債券などに投資・運用する商品です。運用して得た利益は、各投資家の投資額に応じて分配される仕組みとなっています。

現在、日本における投資信託の数は6,000本近くあり、純資産総額は約120兆円(2020年7月末時点)。投資信託ごとに、専門家が購入する株式や債券の組み合わせは異なります。数多くの投資信託があるため、最初は選び方に迷ってしまうかもしれません。

そこで、まずは投資信託の大まかな分類をご紹介します。

<運用方法の分類>

  • インデックスファンド…日経平均株価やTOPIXなどの株価指数と同じ値動きをするような運用を目指す投資信託
  • アクティブファンド…運用会社やファンドマネージャーが独自の見通しや投資判断に基づいて市場平均を上回る収益を目指す投資信託

さらに、株式や債券など、異なる資産に分散投資する投資信託はバランスファンドと呼ばれ、バランス型のインデックスファンドやアクティブファンドも存在します。

インデックスファンドの利点は、購入時手数料や運用管理費用(信託報酬)がアクティブファンドと比べて安いことです。それに対して、アクティブファンドでは、運用がうまくいくと市場平均を上回る運用成果が期待できます。

なお、投資家が投資信託の取引を行う際に負担するコストには、次のようなものがあります。

<投資信託のコスト>

  • 購入にかかるコスト:購入時手数料
  • 運用にかかるコスト:運用管理費用(信託報酬)
  • 換金にかかるコスト:信託財産留保額

コストの詳細は投資信託ごとに作成される目論見書で確認することができます。目論見書とは、その投資信託の運用の内容やコストを記載した書面のことで、投資信託説明書ともいわれます。

投資信託のメリット

投資初心者の方が金融商品を選ぶ際には、投資信託のほかにも株式や債券などさまざまな種類があるため、どこから始めるべきか迷ってしまうかもしれません。

投資信託は、投資初心者の方におすすめしたい商品の1つです。その理由として、投資信託のメリットをご紹介します。

<メリット>

  • 少額から投資できる
  • リスクを抑える分散投資が可能
  • 実際の運用を専門家に任せられる

まず、投資信託は1万円程度の少ない金額からでも購入できます。一般的に、株式や債券の投資ではまとまった資金が必要になりますが、投資信託は少額から投資を始めることができるため、投資初心者の方に適しているといえます。

次に、株式や債券などの有価証券に分散して投資するため、分散投資の効果がはたらきリスクを抑えることができます。投資の世界には「1つのカゴに卵を盛るな」という言葉がありますが、投資する対象を複数に分けることで、仮にそのうちの1つが値下がりしても他のものでカバーできるため、全体的なリスク低減が期待できます。

さらに、投資信託では実際の運用は専門家が行うため、投資の知識に不安がある投資初心者の方にとっては心強いポイントです。

税制優遇制度の利用

投資信託を始める際は、以下のような税制優遇制度を利用することもできます。

<税制優遇制度>

  • NISA
  • iDeCo

まず、NISAとは、個人投資家向けの少額投資非課税制度です。NISA口座を利用して投資することで、毎年一定金額の範囲内で購入した金融商品から得た収益が非課税となります。

投資枠 成長投資枠 つみたて投資枠
申込資格 日本にお住まいの18歳以上の方
投資対象商品 上場株式、公募株式投資信託、ETF、上場REIT、ETNなどの原則全銘柄 公募株式投資信託、ETFのうち一定基準を満たした銘柄
非課税保有限度額 1,800万円
(成長投資枠はうち1,200万円まで)
年間非課税投資枠 毎年240万円 毎年120万円
非課税期間 無期限

※①整理・監理銘柄、②信託期間20年未満、高レバレッジ型および毎月分配型の投資信託等を除く

なお、成長投資枠とつみたて投資枠は、上限金額の範囲内でどちらも併用することが可能です。

次に、iDeCoは自身で拠出したお金(掛金)を運用し、資産を形成する個人型確定拠出年金です。原則として、60歳まで運用する資産を引き出すことはできません。私的年金制度の1つであり、拠出した掛金を運用して得た利益も含めて老後資産として受け取ることができます。

iDeCoの特徴は、下記の税制優遇を受けられる点です。

<税制優遇メリット>

  • 掛金が全額所得控除
  • 運用益が非課税
  • 受け取り時に所得控除を受けられる

NISA・iDeCoにおける税制上のメリットは、有効活用すれば資産形成の助けになるため、ぜひ検討してみましょう。

おすすめの投資信託を紹介

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この章では、投資初心者の方におすすめしたい投資信託を、インデックスファンドとアクティブファンドに分けて紹介します。

インデックスファンド

インデックスファンドとは、日経平均株価やTOPIXなどの株価指数と同じ値動きをするような運用を目指す投資信託です。

購入時手数料や運用管理費用(信託報酬)がアクティブファンドと比べて安く設定されているため、コストを抑えつつ、値動きが分かりやすいため投資初心者でも購入しやすい投資信託です。

ここでは、国内・国外の株式に投資する代表的なインデックスファンドとして、ダイワ・ノーロード 日経225ファンドとiFree S&P500インデックスをご紹介します。

ダイワ・ノーロード 日経225ファンド

ダイワ・ノーロード 日経225ファンドとは、投資成果を日経平均株価(日経225)指数に連動させることを目指すインデックスファンドです。

QUICK投信スコアの5段階評価では、経費率が5、人気度・収益性・効率性は4と高評価を獲得しています(2020年8月現在)。ノーロードで購入時手数料がかからないため、コストを抑えて日経平均株価の上昇を享受したい方におすすめの投資信託です。

iFree S&P500インデックス

一方で、iFree S&P500インデックスは米国の株式に投資し、投資成果をS&P500指数(円ベース)に連動させることを目指すインデックスファンドです。

QUICK投信スコアの5段階評価では、人気度と経費率が5、ほかの項目もすべて4と全体的に高い評価を得ています(2020年8月現在)。「アメリカの株式に興味はあるがどれを購入すればよいか分からない」、「コストを抑えて海外株式に挑戦したい」という方におすすめのファンドとなります。

アクティブファンド

アクティブファンドとは、運用のプロであるファンドマネージャーが調査や分析をして、銘柄を選択し、売買する運用方法です。市場平均を上回る運用成果が期待できるため、高いリターンを目指したい投資家に適したファンドになります。

アクティブ型のファンドを選ぶ際は、投資信託評価機関がパフォーマンスを評価したレーティングを参考に、過去の運用の傾向を知ることができます。

日本のアクティブファンドは、ロボットやフィンテックなど、特定の業界や業種に投資する「テーマ型」が主流です。ここでは、最先端のテクノロジーに投資するアクティブファンドとして、netWIN GSテクノロジー株式ファンドをご紹介します。

netWIN GSテクノロジー株式ファンド

netWIN GSテクノロジー株式ファンドは、IoT時代の加速を見据えて、IoTやクラウド・コンピューティング、AIなど最先端のテクノロジーに関連し、高い成長性が期待できる企業の株式に投資するファンドです。20年を超える歴史を持ち、業界有数の運用実績を誇る長寿ファンドでもあります。

進化するテクノロジーの未来に投資したいという方は、netWIN GSテクノロジー株式ファンドで最先端のテーマ投資に挑戦してみてはいかがでしょうか。

その他のテーマ型ファンド

そのほかにも、グローバルな視点で市場の成長性を追求するアクティブファンドには次のようなものがあります。

  • アライアンスバーンスタイン米国成長株ファンド…米国の成長株に厳選して投資し、2020年8月に純資産総額が4コース合計で1兆円を突破した日本最大級の米国株式ファンド。
  • グローバル全生物ゲノム株式ファンド…人類史上最大級のイノベーションとして注目と期待を集めているゲノム解析・編集に着目し、ゲノム関連ビジネスを行う企業やゲノム技術の恩恵を受ける企業に投資するファンド
  • 世界インパクト投資ファンド…主に社会的課題の解決につながる革新的な技術やビジネスモデルを持つ企業に投資するファンド。社会貢献だけでなく魅力的な投資リターンの追求という新しい投資価値を提供。

海外株式のなかには、国内株式よりも急速な成長性を持つ銘柄が散見されます。世界的な大企業や、成長幅の大きい新興国の企業に投資したいと考える方は、これらのファンドもあわせてご検討ください。

投資信託の注意点

投資信託の注意点として、投資にはリスクが伴うことを知っておく必要があります。投資信託で考えられる主なリスクは下記の4つになります。

<投資信託の主なリスク>

  • 価格変動リスク…投資対象の株式や債券の価格が変動するリスク
  • 信用リスク…債券等を発行する国や企業が利息・償還金を支払えなくなるリスク
  • 金利変動リスク…金利の変動によって債券の価格が上下するリスク
  • 為替変動リスク…為替相場の変動によって外国の株式や債券の価値が上下するリスク

購入する投資信託の種類や保有する期間によって、関係するリスクや影響の大きさは異なります。投資信託を購入する際は、リスクをしっかりと確認しましょう。

投資初心者にも始めやすいロボアドバイザーを検討しよう

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投資信託は少額投資から始めることが可能で、分散投資でリスクを低減できるほか、運用は専門家が行ってくれるため、投資初心者におすすめの金融商品です。

とはいえ、通常の投資信託では、「どのファンドに投資するか」を選定する必要が生じます。また、安定的なリターンとリスク低減効果が見込める国際分散投資に挑戦したくても、時間がない方や運用の知識に不安がある方はハードルが高く感じるのではないでしょうか。

そこでおすすめしたいのが、大和証券のロボアドバイザー「ダイワファンドラップオンライン」です。

ロボアドバイザーによる資産運用の自動化「ダイワファンドラップオンライン」とは?

ダイワファンドラップオンラインでは、ロボアドバイザーによって資産運用のご提案からメンテナンスまでを全て自動化しています。さらに、株式・債券・REITへの国際分散投資により安定的なリターンとリスク低減の効果が期待できます。

また、定期積立サービスを利用すれば、月々1万円からの自動積立が可能です。定期的に一定の金額を機械的に購入していく「ドル・コスト平均法」の積立投資なら、積立期間中の購入価格を平準化して、投資タイミングによるリスクを軽減することができます。

口座開設のお手続きは、全てインターネットで完結し、資産状況や損益推移もインターネット上で確認できます。仕事や家事、育児などで忙しい方でも始めやすいことも魅力的です。

投資信託や投資する商品で迷ったときは、ダイワファンドラップオンラインの無料診断をお試しください。最短1分であなたに最適な運用プランが確認できます。

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おすすめの投資信託のまとめ

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投資信託は少額投資で始められ、ファンドマネージャーに投資・運用を任せることができるため、投資初心者の方におすすめの金融商品です。

投資信託は、大きく分けてインデックスファンドとアクティブファンドに分類されます。コストや期待リターンの高さが異なるため、ご自身の投資方針に合ったファンドを選ぶことが大切です。

忙しくて時間のない方や、運用の知識に不安のある方は、全自動でグローバルな資産運用が可能なダイワファンドラップオンラインをご検討ください。月々1万円から気軽に積立を開始できるだけでなく、最先端のテクノロジーで目標実現に向けた最適な資産運用プランを確認することができます。

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