お客さま一人ひとりの想いに寄り添う

私が日々大切にしているのは、「このご提案は本当にお客さまにとって意味のあるものだろうか？」という問いかけです。全てのコンサルティングにおいて「自分の提案は、お客さまにとっての付加価値が伴っているか」を常に自問し、お客さま一人ひとりの人生設計に寄り添う資産価値最大化のパートナーとしてお選びいただけるよう心がけています。

入社以来、支店でのコンサルタント業務や、事業法人部での上場企業対応など、幅広い業務を経験してまいりました。2度の産休・育休を経て、子育てと仕事の両立に向き合いながらキャリアを重ね、2024年4月からは支店長として支店全体の運営に携わっています。

復職後、あるお客さまから「育児しながらも、こうして第一線で頑張っている姿に勇気をもらいました」とお声がけいただいたことがありました。その言葉に、私自身が励まされると同時に、自分の様々な人生経験を通じて、お客さまの想いや不安に寄り添える存在でありたいと、改めて強く思いました。

支店としての使命と、
私たちの提供する価値

「資産運用って、誰に相談すればいいのか分からない」――そんな不安を抱えてご来店されたお客さまが、面談を終えた後に「ここなら安心して任せられる」と笑顔でお帰りになる瞬間があります。私たちは、お客さまの“人生の節目”に寄り添う存在でありたいと願っています。

たとえば、退職後の生活設計に不安を感じて来店されたご夫婦には、将来の収支シミュレーションを一緒に作成し、ポートフォリオの見直しや、年金受給のタイミングを踏まえた資産の取り崩し方を丁寧にご説明したところ、「これからの人生が楽しみになりました」と仰っていただきました。

また、事業承継に悩む経営者の方には、税理士や不動産の専門家と連携しながら、会社とご家族の未来を見据えた提案を行ない、「家族のことまでしっかり考えてくれてありがとう」と感謝の言葉をいただきました。

お客さまの「今」と「これから」に誠実に寄り添い、「この人に相談してよかった」と思っていただけるよう、支店のスタッフ一人ひとりが想いを込めて、価値あるサービスをお届けいたします。

安心という信頼を届けるために

「どんな状況でもお客さまに寄り添う」――この想いを胸に、私は日々のコンサルティングに取り組んでいます。資産運用は、単なる金融商品の選択ではなく、お客さまの人生設計そのものです。市場や経済情勢が常に変化する中で、「このままで大丈夫だろうか」「将来の生活に影響はないか」といった不安を抱える方は少なくありません。

私は、お客さまが抱えるそうした不安を一つずつ丁寧に解消することを大切にしています。資産運用のご提案では、当社の「資産運用プランニング」ツールを活用し、資産構成や収支状況を分析したうえで、将来に備えたシミュレーションを行ないます。これにより、「このままで大丈夫だろうか」という不安を、具体的な数字と計画に落とし込み、見通しを持っていただけるようにしています。

さらに、定期的な資産配分の見直しを通じて、ライフステージや市場環境の変化に応じた運用戦略をすり合わせます。資産の安定性と成長性を両立させることで、お客さまが安心して前に進める環境を整えることが、私の役割だと考えています。

法人のお客さまに対して、為替や金利変動リスクを軽減する取引をご提案し、事業の安定にお役に立てたことが印象に残っています。特に、海外取引の増加に伴い利益計画に不安を抱えていた製造業の経営者さまには、取引通貨や契約サイクルを踏まえたリスク分析を行ない、ヘッジ手法を組み合わせた運用プランをご提案。その後も定期的に状況を確認しながら、必要な情報をお届けするよう努めました。

「これで安心して海外展開を進められる」とのお言葉をいただいたとき、金融の専門性が事業の成長に貢献できたことを実感しました。また、あるお客さまから「あなたに預けていて安心です」と言っていただいた瞬間は、今でも心に残っています。

資産運用を通じて“安心”という信頼を届けること。それが、私が大切にしている想いです。これからも、お客さまの想いに寄り添い、誠実に全力で向き合っていきたいと思います。

一人じゃないから、もっと支えられる

資産のご相談は、ときに複雑で、迷いや不安を伴うものです。「何から始めればいいのか分からない」「家族に迷惑をかけたくない」「将来の備えを今から整えたい」――お客さまが抱える悩みは多岐にわたり、状況も一人ひとり異なります。だからこそ私は、まずお客さまのお気持ちに丁寧に耳を傾けることから始めます。

あるお客さまは、相続対策に不安を抱えており、「何を準備すべきか分からず、不安でいっぱいです」とご相談くださいました。私は、不動産評価の見直しや納税資金の準備に加え、遺言書作成の流れを整理し、税務や法務面においても本部スタッフや必要な専門家との連携も含めた包括的かつ最適と思われるプランをご紹介しました。

結果として、お客さまから「これで家族に余計な負担をかけずに済むと思うと、心からほっとしました」と感謝の言葉をいただきました。この経験を通じて、個人の努力と組織の総合力、その両輪があるからこそ、より的確でタイムリーなご提案ができると実感しています。

これからも、「ここに任せてよかった」と思っていただける存在を目指し、一歩ずつ信頼を築いていけるよう努めていきます。

お客さまの「ありがとう」が原動力

資産運用のご相談は、お客さまの将来の安定や企業の成長を支える重要な役割を担っていると考えています。だからこそ私は、まずお客さまを深く理解することから始めます。例えば、経営者の方であれば運用のご意向だけでなく、事業の内容や状況、ご家族の想いやライフスタイルなど、さまざまなことをお伺いさせていただき、お客さまご自身が「何を大切にしたいのか」を明確にできるよう一緒にお手伝いします。

以前、将来の事業拡大を目的に子会社設立を検討していた経営者のお客さまからご相談をいただいた際も、私はまず事業計画や資金計画を丁寧にお伺いしました。そのうえで、余剰資金をどのように管理すれば、無理なく必要な資金を準備できるかを一緒に検討し、安全性と流動性を重視した運用方法のご提案や、定期的な進捗確認を行ないながら、計画的に資金を準備していける仕組みを整えました。結果として、借入に頼らず自己資金で増資原資を確保し、子会社設立をスムーズに実現することができました。「ここまで一緒に考えてくれて心強かった。ありがとう」というお言葉をいただいたとき、信頼に応える責任と、この仕事の意義を改めて感じることができました。

お客さまの想いを実現できるよう、これからも寄り添い続けたいと思っています。迷いを減らし、前に進む力になる――そんな伴走をこれからも続けます。

安心して前に進める環境を共につくる

私は入社以来、「お客さまに前向きな変化をもたらす存在でありたい」という想いを軸に、日々の対話を積み重ねてきました。資産運用だけでなく、事業承継や家族の将来設計、教育資金や住まいの計画までお客さまの様々なお悩みに寄り添うのが私の役割です。

たとえば、雑談の中にある価値観や不安の種を見逃さず、目標・期限・リスク許容度を可視化し、ライフイベント年表やシミュレーションを用いて、いま取る一歩と次の一手を具体化します。相場環境が変われば定期点検で配分を微調整し、税理士や弁護士とも連携して将来の不安や手間を減らし、安心して前に進める環境を整えます。小さな成功体験を積み重ねていくことで、家計の安定や事業の持続性、そしてお客さまに心のゆとりが生まれます。

「自分を信じてあきらめないこと」を合言葉に、お客さま一人ひとりの想いや価値観を大切にしながら、お客さまそれぞれに最適な答えをこれからも一緒に探し続けます。

お客さまにとって「ちょうど良い」存在であり続けるために

資産運用や相続、事業承継などのご相談は、タイミングや情報量によっては、負担に感じられるお客さまも少なくありません。だからこそ私は、お客さまにとって「ちょうど良い」と感じていただける距離感とタイミングを大切にしています。連絡の頻度や手段、情報の内容は、お客さま一人ひとりのご都合やペースに合わせて調整し、無理なく自然に受け取っていただけるよう心がけています。

以前、経営者のお客さまから「いつもちょうどいいタイミングで連絡をくれるから、あなたとの取引を続けているんです」と言っていただいたことがあります。この方は非常にご多忙で、最初は連絡を取ることすら敬遠されていました。そこで、業務の妨げにならないよう配慮しながら、必要な情報を簡潔に、かつ的確にお届けすることを徹底しました。結果として、資産運用だけでなく、ご家族のライフプランや事業の方向性に関することまで幅広くご相談いただけるようになりました。

当社のサービスが多様化する中で、お客さまにとって本当に必要な情報を見極め、資産運用の枠を超えてご本業やご家族のことまで深く理解することが、最適なご提案につながると考えています。お客さまの人生に寄り添うパートナーとして、これからも「ちょうど良い」と感じていただける存在を目指してまいります。

「相談しやすさ」は、
日々の積み重ねから生まれる

資産運用のご相談は、専門的な内容が多く、初めての方にとってはハードルが高く感じられることもあります。だからこそ私は、「どんなことでも相談しやすい存在でありたい」という想いを大切にしています。初回のご連絡から丁寧なヒアリングを行ない、訪問やお電話の前には必ず入念な準備を重ねることで、お客さまに安心していただける関係づくりを心がけています。

例えば、法人口座の開設をきっかけにお付き合いが始まったお客さまがいらっしゃいます。初回面談では、会社の財務状況だけでなく、経営者ご自身の価値観や将来の展望、ご家族のライフステージについても丁寧に伺いました。その後、定期的な対話を重ねる中で、法人資産の運用だけでなく、ご家族の資産形成や相続、さらには事業承継までトータルでお手伝いさせていただく機会が広がりました。

特に印象的だったのは、事業承継に関するご相談の際、「社員に事業を引き継ぐか、子どもに任せるかで悩んでいる」と打ち明けてくださったことです。私は、経営者としての想いとご家族の意向を整理するお手伝いをしながら、それぞれの選択肢に対する資産設計や税制面の影響を具体的にご説明しました。結果として、お客さまはご自身で納得のいく選択をされ、承継後の資産管理まで継続してご相談いただいています。

相談のしやすさは、一度の対応で築けるものではなく、日々の積み重ねによって育まれるものです。先回りの配慮と継続的な対話を通じて、お客さまの時間と想いを大切にしながら、長く信頼いただける関係を築いていくこと。それが、私の目指すコンサルティングのスタイルです。

わかりやすく、
スピード感と丁寧さを両立させて

金融のプロとして、お客さまと築く信頼関係を何より大切にしています。資産運用や事業承継のご相談は、どうしても難しく感じられる場面があるものです。だからこそ私は、常に「わかりやすさ」にこだわっています。日々の世界動向やマーケットの動き、運用・事業承継・税制等に関する幅広い知識も、伝わってこそ価値があります。専門用語はできるだけ使わず、お客さまの立場に立って、日常の言葉で丁寧にお伝えすることを心がけています。そうすることで、お客さまご自身のお考えや求めることの解像度が上がり、点と点が線でつながり、全体像が“絵”として見えてくる。そんな瞬間を一緒に作っていきたいと考えています。

明るく前向きに、いただいたご縁にはスピード感と丁寧な仕事でお応えする。その両立を大切に、これからも一つひとつのご相談に真摯に向き合っていきたいと考えています。

「ここまで考えてくれていたんですね」のひと言が力に

「信頼できる人間は段取り八分。事前の一手は事後の百手に勝る」――これは、ある多忙なお客さまからいただいた言葉です。この一言が、私の仕事への向き合い方を大きく変えました。準備不足が結果的にお客さまの大切な時間を奪っていたことに気づき、それ以来、私は“お客さまの時間と想いを守るための準備”を徹底するようになりました。

以前、資産家のお客さまから資産運用と相続についてご相談をいただいた際も、まずは保有資産の構成やご家族の意向を事前に丁寧に分析しました。しかし、資産運用の目的や優先順位は、お客さまご自身でもまだ整理しきれていないことが多くあります。

「安定した収益を求めているのか、値上がり益を求めているのか」、「資産を増やしたいのか、残したいのか」、「ご自身のためか、ご家族か、社員か」こうした問いに対する答えが曖昧なままでは、選択肢を提示してもかえって迷わせてしまうことがあります。だからこそ私は、まずお客さまの価値観やビジョンを丁寧に伺いながら整理し、ご一緒に考えを整理する伴走者として寄り添うことを大切にしています。

面談では、お客さまの想いに沿って複数の選択肢をご提示し、それぞれのメリットや留意点を明確にしたうえで、「この提案は、あなたの想いにこう応えるものです」と背景や意図を添えてご説明しました。情報をただ並べるのではなく、選べる形にまで落とし込むことで、お客さまが納得感を持ってご判断いただけるよう、選択肢をわかりやすくまとめる。それが、私の考える“段取り八分”です。

その過程で、お客さまから「ここまで考えてくれていたんですね」「あなたになら、安心して任せられる」というお言葉をいただくことができたのは、今も私を支える力になっています。最終的には「自分にとって最も適した形」をお客さまご自身で選んでいただくことができました。その後はご家族の資産管理から次世代への承継まで一貫してお任せいただいています。

お客さまが「自分の考えが整理された」「全体像が見えた」と感じてくださる瞬間を一緒に作れることは、私にとって何よりの喜びです。これからも、お客さまの想いに寄り添いながら、必要な情報を丁寧に選び、お客さまにとって考えやすく、選びやすい形に整えてお届けできるよう努めていきます。そして、日々の対話の中で学びを重ね、先を見据えた準備と誠実な対応を積み重ねていく。その姿勢をこれからも変わらず大切にしていきます。

ご家族の未来まで見据えた心をつなぐコンサルティング

私は「資産承継」コンサルティングに従事する専門家として、目の前のお客さまにとっての最善の利益を目指すことはもちろん、お客さまご家族全体にとって何が一番望ましいのか、ご家族全体の資産価値最大化を目指したコンサルティングを行なっております。

入社以来、資産承継を中心にお客さまとそのご家族に寄り添うコンサルティングを続けてきました。印象的だったのは、ある法人経営者さまからの初回相談です。事業承継に悩まれており、ご親族関係に課題がある中で、保有する自社株式をどのように扱っていくべきなのかや、ご自身の株式を息子さまへ譲る際の税務面に不安を感じていらっしゃいました。私はまず、経営者さまの想いとご家族の関係性を丁寧に伺い、必要であればご家族とも直接対話を重ねました。そのうえで、株式の分散リスクや税負担を抑えるための方法について、いくつかの選択肢をご紹介し、安心して承継に踏み出していただくことができました。この一件をきっかけに、証券取引だけでなく不動産投資や新事業立ち上げ、法人の税務顧問までさまざまなご相談をお寄せいただくようになり、継続してお手伝いさせていただいています。お客さまの想いに真摯に向き合うことで、信頼は自然と深まっていく。そのことを改めて実感した出来事です。資産承継は「人と人とのつながり」を支える仕事。これからも、お客さまの人生に寄り添いながら、心をつなぐ提案を続けてまいります。

想いをかたちに、
チームで支える資産承継

資産には、数字だけでは語れない「想い」や「ご家族の絆」が込められています。私は、そうしたお客さまの背景に寄り添いながら、資産承継を単なる手続きではなく「ご家族の未来を支えるプロセス」として捉え、丁寧なコンサルティングを行なっています。そのために、社内外の専門家と連携したチーム体制を活かし、幅広い課題に対応できる環境を整えています。

たとえば、ご家族が遠方にお住まいの場合でも、全国の本支店に在籍する「相続コンサルタント」と連携することで、スムーズな情報共有と対応が可能です。また、税理士や司法書士などの士業専門家とも協力し、税務・法務の観点から安心してご検討いただけるような内容を心がけています。さらに、当部が有する不動産専門チームと連携することで、金融資産だけでなく不動産に関するお悩みにもスムーズに対応できる体制を整えています。

実際に、あるお客さまからは「最初は資産承継の相談だけのつもりだったのに、家族の将来や不動産のことまで一緒に考えてもらえて、本当に助かりました。一人に相談しただけで、こんなに幅広く対応してもらえるとは思っていませんでした」とのお言葉をいただきました。対話を重ねる中で、ご家族のライフステージや価値観、不動産の活用、税務面の課題など、さまざまなテーマが浮かび上がり、社内外の専門家と連携しながら一つひとつ丁寧に対応させていただいた結果です。

お客さまやご家族皆さまが安心して未来を描けるように、世代を超えて信頼していただける存在であり続けるために、これからも将来を見据えた丁寧な対話と、チームで支える体制を大切にしていきたいと考えています。