ライフプランコラム「いま、できる、こと」vol.294(2024年2月23日)新NISAのよくあるご質問③/2つの投資枠編

2024年から新NISAがはじまりました。最近、セミナーで聞かれることは、新NISAのことが、とにかく多いですね(笑顔)。ですので、新NISAのこと、いくつかのカテゴリーにわけて、よくあるご質問を整理してみました。3回目となる今回は、2つの投資枠編です。ご一読ください(^^♪

  • Q:
    つみたて投資枠と成長投資枠は併用できますか?
  • A:

    はい、併用できます。新NISAでは、つみたて投資枠と成長投資枠を併用できるようになったので、とても使い勝手が良くなった、ということです。

  • Q:
    実際に併用している人はどれくらいいるのですか?
  • A:

    まだ新NISAは始まったばかりですから、併用している方はそれほど多くはありません。当たり前と言えば、当り前の話ですね……(苦笑)。ですので、日本証券業協会のアンケート調査結果をご紹介しましょう。下のグラフをご参照ください。この調査結果によれば、実は、2つの投資枠をどちらも利用すると回答した人が一番多かったのです。特に50代以下の現役世代の皆さまは、過半数が併用を希望されていますので、これから時間が経つにつれて、2つの枠を併用される方が徐々に増えていくのだと思います。逆に言えば、まずは新NISAを始める、そして、併用については追々、じっくりと考える、そんな感じで良いのだと思います。

  • 新NISA、2つの投資枠の併用意向

    新NISA、2つの投資枠の併用意向

  • Q:
    つみたて投資枠と成長投資枠の投資対象商品に条件はありますか?
  • A:

    つみたて投資枠は旧NISAのつみたてNISAと同じ商品で、長期・積立・分散投資に適した投資信託等になります。一方、成長投資枠も一般NISAとほぼ同じで、投資信託に加え、上場株式やETF、REIT等を買付できますが、成長投資にそぐわないような一部銘柄は除外されている、そんなふうに理解して下さい。

  • ※①整理・管理銘柄、②信託期間20年未満、毎月分配型の投資信託およびデリバティブ取引を用いた一定の投資信託等を除外

大和証券
2024/2/9作成

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