ライフプランコラム「いま、できる、こと」vol.262(2023年7月14日)徹底比較!? 新NISA vs iDeCo/①対象年齢

2024年から生まれ変わる少額投資非課税制度のNISA、つみたて投資枠と成長投資枠の2つがあります。現役世代の皆さまからは、「積立投資ができる新NISAのつみたて投資枠とiDeCo(イデコ、個人型確定拠出年金)、どっちを使ったほうがいいのかな?」とのご質問をよくお受けします。まずはざっくりと比較表を作成してみました。ご覧ください。

新NISAのつみたて投資枠 vs iDeCo

新NISAのつみたて投資枠 vs iDeCo

さて、両制度の比較表をご覧いただいたところで、今回から何回かに渡って、つみたて投資枠とiDeCoを、比較項目ごとに徹底比較していきたいと思います。まず初回の今回は、最初の「対象年齢」からはじめてみましょうか。下のイメージ図をご覧ください。

つみたて投資枠 vs iDeCo/対象年齢の比較

つみたて投資枠 vs iDeCo/対象年齢の比較

つみたて投資枠は、18歳以上なら誰でも利用できます。一方、iDeCoは公的年金に上乗せする制度。ですから、職業に応じて若干異なりますが、原則、20歳から60歳まで、20歳前でもお勤めになっていたり、60歳以降も働き続けていて、公的年金の保険料を負担されている人(65歳まで)も対象になると、こんなふうになっています。

今、現役世代の皆さまにとっては、20歳より前からできるって言われても、あまり関係ない話しですよね(苦笑)。であれば、これからも長く利用できるのは、iDeCoよりもつみたて投資枠だと、そんなふうに言えるかと思います。

大和証券
2023/4/7作成

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