現物取引
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お取引のご注意

1.差金決済取引の禁止について

  • (1)信用取引以外で、ある銘柄を買付または売付した後、同日中に同一銘柄を反対売買する取引(以下「日計り取引」といいます)を行い、受渡日において買付代金または売付有価証券の提供によって決済を行わずに、対当する売付または買付で相殺する取引(以下「差金決済取引」といいます)は、金融商品取引法等によって禁止されています。そのため買付後に売付する日計り取引を行った場合は、受渡日までに買付代金全額をお客さま口座に必ずご準備ください。
  • (2)同一銘柄の日計り取引を反復して行った場合は、受渡に必要な金額を弊社にて計算しますので、約定日の翌営業日に取扱窓口にお問い合わせください。
  • (3)日計り取引の売付代金については買付代金の入金を当社にて確認した日以降お受取りいただけます。
  • (4)既に受渡決済を完了して保有されている銘柄と同一銘柄の日計り取引を行い、かつ1日の売付数量(累計)が前日の保有残高を超過する場合、その取引の精算には別途ご資金が必要となります。
  • (5)当社では差金決済取引の恐れがあるとみなされる取引がある場合、ATM等による出金については、当該取引の受渡日翌営業日まで、お取引状況により取扱窓口で対応させていただく場合があります。お手数ですが受渡日翌営業日までに出金を希望される場合には、取扱窓口までご確認ください。
    ?差金決済取引の例

2.不公正取引行為の禁止およびインサイダー取引規制について

株式のお取引にあたり、不公正な取引およびインサイダー情報に基づくお取引は、法律により禁止されております。お取引の際には、これらの禁止事項を十分ご注意のうえご注文ください。

3.お取引にあたって

  • (1)立会時間中(平日9:00から11:30まで、および12:30から15:00まで※)の売買注文および注文取消・注文訂正は、当社が受付を行うまでに媒体の特性により時間がかかる場合があり、特に立会時間終了近くになると、混み具合等によっては間に合わない場合があります。
    • ※立会終了時刻は取引所により異なります。東京市場は15:00まで、名古屋市場は15:30までとなります。
  • (2)注文の有効期限は、次の通りです。
    • 1.当日限りの注文の場合:注文後、金融商品取引所で最初に売買が可能となる日1日に限ります。(取引時間中の注文につきましては、当該取引日に限ります。)
    • 2.期間指定注文の場合:
      原則として、以下の時点まで注文は有効です。
      • ・指定した期日における取引終了時
      • ・注文を取消し、その受付が完了した時
    ただし、注文有効期間内であっても、以下の事由が発生した場合、注文を失効させていただきます。
    • ・制限値幅を超過した時
    • ・注文中の銘柄に取引所等の取引規制または当社判断にもとづく取引の制限が行われた時
    • ・注文中の銘柄に株式分割、増減資、臨時株主総会、総株主通知請求等にかかる権利落ち等が行われた時
    • ・売買単位変更、商号変更、上場変更、上場廃止等が行われた時
    • ・買付注文において出金等により買付余力に不足金が生じた時
    • ・売付注文において振替等により売却可能残高に不足が生じた時
    • ・特定口座において取得価額(簿価)の付け替えを行った時
    • ・デュアル指値注文で条件合致後の注文単価が制限値幅を超過した時
    • ・指値・成行注文、またはデュアル指値注文を午後の立会時間終了間際に受付し、取引所への発注が間に合わなかった時
    • ・逆指値注文が午後の立会時間終了間際に条件合致し、取引所への発注が間に合わなかった時
    • ・連続注文の一次注文が午後の立会時間終了間際に約定し、二次注文の取引所への発注が間に合わなかった時
  • (3)取引の対象は原則として、東京、名古屋上場銘柄です。なお、取引所等の規制や他の事由により当社がオンライントレードでの取扱に制限を行う場合があります。この場合の注文は取扱窓口へご連絡ください。
  • (4)上記以外の市場のご注文は、取扱窓口へ電話での注文となります。なお、お客さまのお取引コースにより、ご注文できる取扱市場は異なります。あらかじめご了承ください。
  • (5)上場株式のご注文は「指値注文」および「成行注文」の選択ができます。
    新規上場銘柄のオンライントレードにおける「現物取引の買付」および「信用取引(一般信用)の買建」の注文受付は、上場日の前営業日の予約注文から可能になります。
    「現物取引の売付」の注文受付は、以下のようになります。
    • ・主口座においては、上場日の前営業日の25:30以降の予約注文から可能
    • ・NISA口座においては、上場日の前営業日の予約注文から可能
    なお、新規上場銘柄の初値が決定される日まで、当該銘柄に対する成行注文は受付できません。
  • (6)外国株式およびカントリーファンド銘柄のお取引には、あらかじめ「外国証券取引口座」の開設が必要となります。
  • (7)株式を当社でお預りの場合には、所定の口座管理料が必要となります。なお、口座管理料は、国内株式の場合には「国内株式口座管理料」、外国株式(国内金融商品取引所に上場している外国株およびカントリーファンドを含む)の場合には「外国証券取引口座管理料」がそれぞれ必要となります。
  • (8)信用取引サービスの口座を開設済みの場合、代用有価証券を売却した際に、当該代用有価証券は受渡日に委託保証金から引出されます。引出金額が引出余力を超える場合には、当日中に委託保証金不足分の差入が必要となります(自動的にお預り金等から委託保証金への振替が行われます)。差入れによりお預り金等に不足金が発生する場合は、当日中に不足金をご入金ください。

4.買付余力について

お預り金・ダイワMRFおよび円普通預金(大和ネクスト銀行)の合計額を「買付余力」と呼び、この範囲内でご注文をいただくこととなります。
なお、買付余力は受渡日ごとに資金計算を行い、株式など3営業日目が受渡しとなる取引の場合は、3営業日目の買付余力が、買付概算金額以上であるかの資金チェックを行います。また、株式の売却を行った場合には、3営業日目の買付余力が増加しますので、株式の買付代金にご利用いただくことが可能となります。

【NISA口座におけるご注意】

(計算式)

買付余力 お預り金等 売却代金(約定確定後加算)
および入金額など
買付拘束代金
  • ※「お預り金等」
    お預り金、ダイワMRF、および円普通預金(大和ネクスト銀行)の合計額です。
  • ※「買付拘束代金」
    お預り金・ダイワMRFおよび円普通預金(大和ネクスト銀行)の合計額より減額する金額で、買付余力を計算するために用います。
    注文受付から約定成立までは、買付概算金額を買付余力から減額し、約定成立後は買付約定代金を買付余力より減額することとなります。
  • ※「買付概算金額」
    買付注文の受付時に計算する買付代金相当額のことで、「買付余力」と比較し資金チェックを行います。
    なお、約定成立後に約定代金による再計算をリアルに行います。
    ?買付概算金額の詳細はこちら
「買付余力」の更新は、ご注文の約定成立や訂正・取消の完了等をリアルタイムに確認する為のものではありません。
寄付き直後など、大量の注文が執行される時間帯では、買付余力の更新に時間を要する場合がありますので、ご注文の約定成立や訂正・取消の完了等は必ず「注文・約定照会」でご確認ください。

<同一銘柄の売買について>
同一日に同一銘柄の売買を行った場合(日計り注文)、日計り分の売却代金を同一銘柄の買付に利用することはできません。
?買付余力の詳細について

5.お取引関連の日付について

  • (1)「受付日」は、お客さまが注文を入力された日となります。
  • (2)「注文日」は、注文が執行される日となります。
  • (3)「約定日」は、注文が成立した日となります。
  • (4)「受渡日」は、原則「約定日」から起算して3営業日目となります。

6.売買注文について

  • (1)売買取引の種類は普通取引のうち現物取引に限ります。
  • (2)オンライントレードでの売買注文は、原則として1,000単元までの注文を受付けます。
  • (3)買付注文の際には、買付代金相当のお預り金等が必要となる「前受け制」を採用しています。ただし、前受け制であっても取引によっては、ご不足金が発生する場合がありますので、ご不足金が発生する場合には、受渡日までにご不足金をご入金ください。
    NISA口座での買付注文の約定において不足金が発生した場合は、主口座からNISA口座に不足金額を入金(金銭振替)してください。
  • (4)売付注文は、大和証券でお預りしている株式の範囲内となります。なお、買付余力の範囲内でお取引をいただいている場合、当日買付けた株式を同日に反対売買すること(日計り注文)が可能となります。
    ただし、買付余力がマイナス表示(不足金の発生)となっている状況での未済残高(受渡前の残高)の売却注文を行う事はできませんので、ご注意ください。
  • (5)買付を行った銘柄のオンライントレードでの売付注文は、買付余力の範囲内でお取引をいただいている場合、当日買付した株式を同日に反対売買すること(日計り注文)が可能となります。
  • (6)単元未満株式は、当日14:00までに取扱窓口へ電話でご注文ください。なお、約定値は当日の取引所の終値となります。
    ただし取引時間中に成立価格がなく、取引終了時にストップ安高の価格で成立値段がついた場合は、売り買いともに約定不成立となります。
  • (7)同一注文日に同一銘柄の売買を行われた場合、受渡日翌日までのATMによる出金については、お取引状況により取扱窓口で受付させていただく場合があります。このようなお取引で受渡日翌日までの出金を希望される場合には、取扱窓口までご確認ください。
  • (8)SOR注文の指定が可能です。「SOR注文」欄の「する」を選択いただくことで、ダイワ最良執行システム(SOR)への注文が可能です。
    なお、注文画面の初期表示では「する」が選択されているため、市場を指定する場合には「しない」を選択していただく必要があります。
    • ※「執行条件」欄において、「寄付」「引け」「不成」を選択した場合は、SOR注文はご利用いただけません。
  • (9)上場日初日(終日)においては、SOR注文をご選択いただいた場合でもダイワ・マッチングによる対当は行わず金融商品取引所の立会市場へ取次いたします。
    • ※上場日初日に取引所にて取引が成立しない場合は、取引が成立する日までダイワ・マッチングによる対当は行いません。
  • (10)ダイワ最良執行システム(SOR)による取引で、ダイワ・マッチングにて約定する取引は立会外取引となります。ご本人様と特別関係者様の既保有分と合わせて、議決権保有割合が1/3を超えるような立会外取引での買付は公開買付規制に違反することとなるため、抵触する可能性がある場合には、SOR注文の「しない」をご指定ください。

「SOR注文」についてはこちら≫

公開買付規制に係るご留意事項についてはこちら≫

7.注文取消について

  • (1)オンライントレードにより注文取消が受付けられるご注文は、オンライントレードにより受付けた注文のみとなります。
  • (2)注文取消が行えるご注文は、注文状況が「注文中」および「注文受付中」の場合のみとなります。注文状況の確認は、「注文・約定照会」でご確認ください。
  • (3)オンライントレードでの注文取消の受付は、次の時間帯のみとなります。
    • ・平日6:00から15:00(〜15:30※)まで(当日注文)
      17:00から翌3:00まで(翌営業日注文)
    • ※当日注文の取消の受付は、東京市場は15:00まで、名古屋市場は15:30までとなります。
    • ・休日6:00から翌1:00まで
  • (4)注文取消の受付後、注文取消が間に合わず注文の一部または全てが約定される場合があります。取消完了については必ず「注文・約定照会」でご確認ください。
  • (5)注文取消を行った場合、注文取消の完了後リアルに買付余力(売りの場合は、売却可能残高)の返却を行います。
  • (6)平日11:30から12:05までに受付した注文取消の完了は、12:05以降となります。
  • (7)約定後の注文取消はできません。
  • (8)連続注文の場合、一次注文を取消すると、二次注文も同時に取消となります。

8.注文訂正について

  • (1)注文訂正が可能なご注文は、オンライントレードにより受付けた注文のみとなります。
  • (2)注文訂正が可能なご注文は、注文状況が「注文中」「注文予約中」の場合のみとなります。
    また、注文訂正を受付ているご注文(注文状況「注文訂正中」)の訂正を行うことはできません。再度、注文訂正を行う場合は、注文訂正が完了した後となります。
    注文状況の確認は、「注文・約定照会」でご確認ください。
  • (3)オンライントレードでの注文訂正は、平日6:00から15:00(〜15:30※)までとなります。
    • ※注文訂正の受付は、東京市場は15:00まで、名古屋市場は15:30までとなります。
  • (4)オンライントレードでの注文訂正は、以下の通りとします。
    • ・指値注文の指値の変更
    • ・指値注文から成行注文、成行注文から指値注文への変更
    • ・執行条件の変更
    • ・条件株価の訂正
    • ※注文数量の変更はオンライントレードでは受付けておりません。注文数量を増やす場合にはオンライントレードにて追加注文分の数量をご注文ください。また注文数量を減らす場合には一旦注文をお取消いただき再度ご注文ください。
    また、注文条件別の訂正は以下のとおりです。
    • 【指値/成行注文の場合】
      執行条件と注文単価を同時に訂正することができます。
    • 【逆指値注文の場合】
      「条件株価訂正」、「条件合致後の注文訂正」のどちらかを選択してください。
      条件合致後の注文訂正では、条件合致後の執行条件と注文単価を同時に訂正することができます。
    • 【デュアル指値注文の場合】
      「当初注文訂正」、「条件株価訂正」、または「条件合致後の注文訂正」のどちらかを選択してください。
      「当初注文訂正」および「条件合致後の注文訂正」では、執行条件と注文単価を同時に訂正することができます。
  • (5)注文訂正の受付後、注文訂正が間に合わず注文の一部または全てが約定される場合があります。訂正完了については必ず「注文・約定照会」でご確認ください。
  • (6)注文訂正を行った場合、注文訂正の完了後リアルに買付余力の更新を行います。
  • (7)注文訂正の受付時に、買付余力の追加を必要とする訂正(指値単価の切上げ、および指値から成行注文への変更)については、買付余力金額によっては訂正を受付できない場合があります。買付余力内での条件訂正を行っていただくか、不足分をご入金の上、訂正をお申込みください。
  • (8)平日11:30から12:05までに受付した注文訂正の完了は、12:05以降となります。
  • (9)平日6:00から8:00まで、および11:30から12:05に受付した注文訂正については、注文訂正が完了するまで買付余力の更新が行われません。そのため上記時間帯において、買付余力の追加を必要とする注文訂正(指値単価の切上げ、および指値から成行注文への変更等)入力後に、新規に買付注文を行った場合等は、買付余力の範囲外であってもその新規注文が受付けられ、その結果不足金が発生する場合があります。
  • (10)SOR注文のご利用有無(「する」⇔「しない」)については、訂正できません。

9.注文約定照会について

  • (1)「注文・約定照会」メニュー
    注文受付から注文日翌営業日まで「注文および約定」の照会ができます。
    なお、前営業日の注文・約定照会は、「前営業日の注文・約定照会へ」でご確認ください。
    • (i) 注文内容の確認
      オンライントレードおよび取扱窓口経由による普通取引のうち現物取引の注文内容が照会できます。
    • (ii) 約定結果の確認
      約定結果については、取引時間中リアルタイムで照会できます。
      注文ごとの「約定数量」欄に表示される約定数量をご確認ください。また約定単価等については、注文ごとの「詳細」にてご確認ください。
      約定・未約定の最終確定は、通常17:00頃となります。
    • (iii)注文取消の確認
      注文取消を受付た場合、「注文状況」欄に「注文取消中」と表示され、取消が完了すると「注文取消済」と表示されます。ただし、ご注文の一部が成立している場合、注文ごとの「約定数量」欄に約定数量が表示されますので併せてご確認ください。
      なお、約定後の注文取消はできません。
      「詳細」に取消完了数量が表示されます。
    • (iv)注文訂正の確認
      注文訂正を受付けた場合、「注文状況」欄に「注文訂正中」と表示され、訂正が完了すると「注文単価」欄の表示が訂正後の単価の表示となります。ただし、ご注文の一部が成立している場合、約定の成立した数量分の注文訂正はできません。注文ごとの「約定数量」欄に約定数量が表示されますので併せてご確認ください。
      「詳細」に訂正完了が表示されます。
  • (2)「約定明細」メニュー
    受渡日、受渡代金、手数料など約定内容の詳細が、約定日の翌日から受渡日の翌3:00まで確認できます。

10.買付(売付)概算金額について

  • (1)注文受付時に表示される買付代金拘束額(売付概算金額)は、実際の受渡金額とは異なります。受渡代金は、必ず約定日翌日に「約定明細」でご確認ください。
  • (2)買付代金拘束額は、指値注文の場合〔注文単価×注文数量〕、成行注文の場合〔制限値幅上限×注文数量〕で計算した金額に手数料相当額(お取引コース・注文経路・手数料方式により異なります)を加えた金額を表示しています。
    ?買付概算金額の詳細はこちら
  • (3)売付概算金額は、指値注文の場合〔注文単価×注文数量〕、成行注文の場合〔基準値(前日終値)×注文数量〕で計算しています(手数料等の諸経費は含まれません。)。

11.新興企業市場銘柄の取引について

  • (1)「新興企業市場」は、主としてベンチャー企業等に資金調達の途を開き、企業の成長過程の早い段階での上場を可能とし、育成・支援することを目的として創設されております。既存市場に比べ、価格変動が大きいこと・市場の流動性が低いこと、企業の継続性の基準がないことがリスク要因として考えられます。制度の内容およびリスクについて十分ご理解いただいた上で、お客さまの判断と責任において取引を行ってくださいますようお願いいたします。

12.特定口座について

  • (1)特定口座にてお預りしている上場株式等の特定口座の対象商品をご売却の場合、売却は特定口座計算対象残高からとなります。
    よって、特定口座にて同一銘柄の計算対象残高と計算対象外残高をお預りしている場合、計算対象外残高のご売却を優先して行うには、一般口座を開設し、計算対象外残高を一般口座へお振替いただいた上でのご売却となります。
    なお、特定口座の計算対象とならない上場株式等の売却の場合、損益計算および確定申告はお客さまご自身で行っていただくことになります。