去年、社会人になった我が家の娘、今年1月から一人暮らしを始めました。そんな娘が妻に「会社の確定拠出年金の運用で、パパが選んでいる商品を真似したんだけど、最近ちょっと不安・・・」だとか。「そのうち、相談があると思うよ」と妻が言うので、娘が選んだ商品の運用状況を確認してみました。
ある外国株式インデックスファンドの価格推移
一人暮らしでお金のことも考え始め、年明け以降の価格推移だけを見たら、不安になる娘の気持ちもわかります。でも、積立投資って、実際はこんなふうには見えません。娘からの相談に備え、正しい積立投資の見え方を作ってみました。
下グラフの赤い線が資産評価額、価格推移のようにはブレてませんよね。赤い線が累計積立額の青い線に食い込むと損している状態ですが、娘の投資は始まったばかりで積立額がまだ少なく、価格が大きく下振れしても、実額ではそれほど大きな損にはなっていない、そんなこともわかります。
ある外国株式インデックスファンドによる積立投資推移
あとは実際に何に投資しているのか、この投資信託の目論見書で組入上位銘柄を見てもらいます。アップルにアマゾンやアルファベット※1、そしてメタ※2などが並んでますから、私よりもZ世代の娘のほうがよく利用している会社ばかりですね。
そんな積立投資が不安なときの処方箋を用意しましたが、娘からは一向に相談がありません。最近の円安で運用状況が改善したからでしょうか?こんな処方箋は使わないに越したことはないのですが、ちょっと寂しいですね…(苦笑)。
大和証券
2022/5/13作成
商号等:大和証券株式会社 金融商品取引業者
関東財務局長(金商)第108号
確定拠出年金運営管理機関登録票 確定拠出年金運営管理業
登録番号769 大和証券株式会社
©Daiwa Securities Co.Ltd.