人生の3大支出といわれる「教育資金」、「住宅資金」、「老後資金」には、“貯めどき”がある、と言われます。先日、某企業向けにライフプランDVDを作成した際、その“貯めどき”の「見える化」に挑戦してみました。今回は、コラム読者からの「“貯めどき”という考え方を視覚的にイメージできた!」という反響を期待しつつ、この「見える化」を紹介させて頂きます。
(注) 厚生労働省「平成30年就労条件総合調査(2018/10)」によれば、大学・大学院卒の定年退職者1人平均退職給付額は1,983万円。
このDVDでは、モデル家族の3大支出についてライフイベント表を作成し、それぞれの支出の特徴を確認しながら、最後にライフイベント表をグラフ化しています。以下、ご確認下さい。
このグラフを見ると、住宅資金の頭金や大学の教育資金を最初の“貯めどき”に準備するイメージが分かるかと思います。また、子どもの大学卒業後、老後資金の最後の“貯めどき”が現れることもイメージ頂けるのではないでしょうか。
なお、現状の超低金利環境を踏まえると、老後資金は最後の“貯めどき”だけを当てにはできません。老後資金準備は、やはり、助走期間を長くとることが基本であり、長くとるからこそ、この最後の“貯めどき”でラストスパートができるのだと思います。
大和証券 確定拠出年金ビジネス部
2019/2/22作成
商号等:大和証券株式会社 金融商品取引業者
関東財務局長(金商)第108号
確定拠出年金運営管理機関登録票 確定拠出年金運営管理業
登録番号769 大和証券株式会社
©Daiwa Securities Co.Ltd.