最近、TVや新聞、雑誌で“人生100年時代”って言葉、よく聞きませんか?
日本人の平均寿命は男性で81歳、女性で88歳、60歳の方の平均余命で見ても、それぞれ84歳、89歳くらいですから、「なぜ、100年なの?」と思われる方もいるかも知れません。
私はファイナンシャル・プランナー(FP)として、お客さまにこんな風にご説明しています。
「平均は、ざっくり言えば、2人に1人という話ですよね。つまり、平均寿命より長生きする方が、同じ年生まれで半分いる、ということなんです。老後に備えるうえで、どれくらい長生きするかを考えるときは、平均の2人に1人ではなく、4人に1人になる年令をみた方がよいと思います。厚生労働省が発表している平成28年簡易生命表をみると、男性の25.6%の方が90歳まで、女性の25.2%の方が95歳まで長生きされる、とのこと。これからも日本人の寿命は延びていくそうですから、現役世代の方にとっては、もはや、人生100年時代と言えるかも知れませんね。」
実は、一昔前までは人生は80年時代と言われていました。約20年前の1997年に発売された書籍『50歳からはじめる 定年後のいきいきライフプラン(ライフプラン研究会編)』のまえがきには、こんなコメントがありました。
日本は未曽有の老人大国になろうとしています。2020年には老年人口比率が25%にもなると推定されているのです。(中略)いわば人生80年時代の到来です。60歳で定年退職したあとの20年をどう過ごすかが問われているのです。
(下線は筆者)
20年しかたっていないのに人生自体が20年延びているのは、すこし不思議な感じもしますが、間違いなく言えるのは「親世代とは違う」という事実です。つまり、現役世代の私たちが、これからの人生で親世代と同じことをやっていても、うまくいかないかも知れない、ということです。
このコラムでは、私がFPとしてセミナーで披露しているお話を紹介させていただきます。現役世代の方は、長い人生に漠然とした不安を持ちながらも、手をこまねいている方が多いように見受けられます。そこで、ライフプランを考えるうえでは「今できることから始めるのが大切です」とのメッセージをこめてコラムのタイトルとしました。このコラム「いま、できる、こと」が皆さまのライフプランの一助になれば幸いです。
日本人の平均寿命の推移
厚生労働省「平成28年簡易生命表」より大和証券作成
日本人の平均余命
厚生労働省「平成28年簡易生命表」より大和証券作成
大和証券 確定拠出年金ビジネス部
2018/3/29作成
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関東財務局長(金商)第108号
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