ライフプランコラム「いま、できる、こと」vol.356(2025年6月20日)分散投資の実際/「バランス派」の運用レシピ②

一般企業にお勤めの方への取材をベースに、実際に皆さんがどんな分散投資を実践されているのか、その運用レシピの紹介も今回が最終回。最後は「バランス派」※1、2人目となるK・Tさんの事例です。

ご覧になっていかがでしょうか?文字通りと言いますか、バランス型の投資信託、いわゆる、バランスファンドだけで運用されています。

バランスファンドとは何か?その下のコメントにもありますが、「複数の資産(株式、債券、REIT等)、複数の地域(国内、海外等)に分散投資」できる投資信託のこと。そして、耳慣れないのは「リバランス」。

これはリスクを調整するために「最初に決めた資産配分比率よりも上がっているものを売却して、下がっているものを買い増しすることで、比率を元に戻すこと」になります。でも、実際にやろうとすると、言うは易く行うは難し。そんな手間暇も含めて、分散投資をバランスファンドでマルっと運用の専門家に任せる、皆さんにはそんな選択肢があることも、覚えておいて下さい。ご参考まで。

K・Tさん(男性、2011/7加入)の資産配分※2

K・Tさん(男性、2011/7加入)の資産配分

積立投資シミュレーション結果

積立投資シミュレーション結果

  • ※1 明確な定義があるわけではありませんが、株式や海外資産を多めに配分されている方を「積極派」、債券や預金が中心の方を「安定派」、資産と地域の分散を意識している方を「バランス派」としています
  • ※2 出所:大和ペンション・コンサルティング編集・発行「年金クラブレター(2012年 秋)」

大和証券
2025/4/11作成

ライフプランコラム
「いま、できる、こと」トップページ

TOP