
分散投資とは何か?金融庁HPによれば「1つの資産だけに投資するより、値動きが異なる複数の資産(国内/海外、株式/債券/不動産など)に分散して投資を行うことで、価格の変動をある程度抑えられ、安定的な運用を目指すことができます」とのこと。
今回は「複数の資産に分散」された、S・Iさんの資産配分を「バランス派」※1として紹介しましょう。
まずはその時期、2008年4月はリーマンショックの前ですが、非常に不安定な株式市場を目の当たりにし、株式よりも債券を多めに配分。さらに「今後の社会や経済情勢を考え、国内資産よりも海外資産を多めに」した点が秀逸です。
やはり資産運用の基本は長期、足元の投資環境だけでなく、将来の見通しも踏まえて資産配分を考える、そんな重要性を教えてくれる事例だと思います。なお、S・Iさんの資産配分、毎月1万円の積立投資シミュレーションでは、金融ショックに直面しても価格の変動をある程度抑えつつ、長期では資産もしっかり成長していることが確認できます。ご参考まで。
S・Iさん(男性、2008/4加入)の資産配分※2

積立投資シミュレーション結果

大和証券
2025/4/4作成
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