ライフプランコラム「いま、できる、こと」vol.352(2025年4月18日)分散投資の実際/「積極派」の運用レシピ②

前回からご紹介している「分散投資の実際」、これは企業型の確定拠出年金(DC)を導入している一般企業にお勤めの方への取材がベース。言わば、皆様と同じ立場の方々の分散投資のレシピとも言えますね(^^♪
今回も「積極派」※1、2人目となるE・Kさんの事例です。全て投資信託で運用し、国内株式と海外債券に配分しています。その下のコメント、「企業型DC以外にも企業年金制度があるため、DCでは積極的に運用しよう」と考えたようですね。
つまり、安定的な運用をする資産が別にあるから、DCには積極的な運用をする資産を置いておく、専門用語では「アセット・ロケーション」といいますが、こんな考え方もぜひ、参考にしていただければと思います。
なお、E・Kさんの資産配分、毎月1万円の積立投資シミュレーションでは、株式と債券の組合せで値動きのブレが抑えられている様子も確認できますね。あくまでも過去の実績、将来の運用成果を保証するものではありませんが、ご参考まで。
E・Kさん(女性、2006/3加入)の資産配分※2

積立投資シミュレーション結果

- ※1 明確な定義があるわけではありませんが、株式や海外資産を多めに配分されている方を「積極派」、債券や預金が中心の方を「安定派」、資産と地域の分散を意識している方を「バランス派」としています
- ※2 出所:大和ペンション・コンサルティング編集・発行「年金クラブレター(2012年 春)」
大和証券
2025/3/14作成
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