ライフプランコラム「いま、できる、こと」vol.297(2024年3月15日)新NISAのよくあるご質問⑥/旧NISA編

2024年から新NISAがはじまりました。最近、セミナーで聞かれることは、新NISAのことが、とにかく多いですね(笑顔)。ですので、新NISAのこと、いくつかのカテゴリーにわけて、よくあるご質問を整理してみました。最後となる6回目、今回は旧NISA編です。ご一読ください(^^♪

  • Q:
    2023年までにつみたてNISA、一般NISAで買付した商品はどうなりますか?
  • A:

    2023年までに旧NISA制度を利用して買い付けた商品は、非課税保有期間が終了するまで、そのまま保有を続けることができます。例えば、2023年に一般NISAで買い付けた場合、2027年末までは非課税で保有することができます。

  • Q:
    旧NISAで非課税保有期間が終了する商品があるのですが、新NISA口座にロールオーバーすることはできますか?
  • A:

    旧NISA関連では、このご質問が一番多いですね。というのも、旧NISA制度の一般NISAでは、非課税保有期間が終了後、翌年の一般NISA口座へ移管する、ロールオーバーというルールがあったからですね。

    これが新NISAになってから、どうなったのか。新NISAでは非課税保有期間が無期限化されましたので、言ってみれば、ロールオーバーというルール自体が不要になったのです。つまり、新NISAではロールオーバーというルール自体がなくなったので、旧NISAの一般NISA口座から新NISA口座へロールオーバーすることはできなくなったと、そういうふうにご理解ください。

  • Q:
    2023年までにつみたてNISA・一般NISAで買い付けた商品の非課税保有期間が終わるとどうなりますか?
  • A:

    非課税保有期間が終了次第、順次課税口座に移管され、その後に発生した売買益、配当金・分配金は課税扱いとなります。なお、課税口座の取得価額(=簿価)は移管日の時価になりますので、その後の売却時の課税に注意が必要です。

旧NISAの非課税期間終了後、課税口座へ移管した場合

旧NISAの非課税期間終了後、課税口座へ移管した場合

大和証券
2024/3/1作成

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