iDeCo(イデコ、個人型確定拠出年金)のゆるキャラをご存じでしょうか? iDeCoの普及推進のため、制度に親しみをもっていただくことを目的に、国民年金基金連合会(以下、国基連)が2017年4月に製作したキャラクターで、その名も「イデコちゃん」です。国基連のHPをもとに、イデコちゃんのことをまとめてみました。ご覧ください。
イデコちゃん※1
ほっぺの淡いピンクがチャーミングなイデコちゃん。公式サイトでは、さまざまな職業のコスチュームに七変化してiDeCoの特徴を教えてくれる。
<イデコちゃんの特徴>
年齢不詳。イデコのことならなんでも知っていて、老後の暮らしについて困っている人がいると、どこからともなく現れて、親切に時に厳しく教えてくれる。
口癖は「~デコ」。
イデコちゃんが登場した2017年は、ちょうど法改正でiDeCo加入対象者が拡大されたタイミング。ですから、イデコちゃんのコスチュームも、制度開始当初からiDeCoに加入できた自営業者や会社員だけでなく、法改正で加入できるようになった公務員や専業主ふも用意されています。現役世代の皆さまに、自分事(じぶんごと)として老後のこと、iDeCoのことを考えて欲しい、そんな想いが込められているのだと思います。
イデコちゃんのコスチューム※1
また、イデコちゃんの名前自体がiDeCoという制度普及に一役買っているわけですが、そもそもiDeCoという愛称が決まったのは2016年9月のこと。選定理由※2は、(1)英語表記のindividual-type Defined Contribution pension planの単語の一部から構成され、個人型確定拠出年金をうまく表している、(2)「i」には「私」という意味が込められ、自分で運用する年金の特徴を捉えている、(3)「イデコ」は親しみやすい響きで、小文字と大文字の交互の組合せが、スタイリッシュでおしゃれな印象を与える、の3つです。とてもうまく考えられていることが分かりますが、私が一番気に入っているのは、国基連のパンフレット等にも記載のある「老後のために、いま、できる、ことがイデコ」というフレーズです。もうお分かりですね!このコラムのタイトルでもあるのです。ですから、これからもイデコちゃんと一緒に、現役世代の皆さまに「いま、できる、こと」をお伝えしていきたい、そんな風に思っています。
大和証券
2021/6/4作成
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