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夏のおすすめ優待銘柄と今、注目すべき投資分野【キョウコの株主優待教室#3】


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    夏のボーナスが支給される季節がやってきました。これを機に投資を始めようと考えている方もいるのではないでしょうか。せっかくなら、すぐに優待品を受け取ることができる銘柄を選びたいところ。そこで、株や投資信託などを中心に、資産づくりに役立つ情報をYouTubeで配信している兼業投資家の「キョウコの投資教室」さん(以下:キョウコさん)による連載第3弾では、6月・7月に権利確定するおすすめの優待銘柄をご紹介。さらに、コロナ禍で気をつけているポイントや注目の投資分野についても教えていただきました!

    ※株主優待の内容や株価は、2021年6月18日現在の情報です。
    ※本文中の株主優待情報は「キョウコの投資教室」さんの経験に基づいたものであり、変更になる可能性があります。

    キョウコさんおすすめ!6月・7月権利確定の優待銘柄7選

    <1>アークランドサービスホールディングス(3085)東証1部

    権利確定日:6月末日・12月末日

    主に、とんかつ専門店「かつや」を中心とする飲食店及びフランチャイズチェーン本部を経営するアークランドサービスホールディングス。100株(約22万円)以上の保有で、「かつや」などで使えるお食事券(550円券)を2枚(1,100円分)、200株以上で4枚(2,200円)、1,000株以上で20枚(11,000円分)がもらえます。

    「近くに店舗があって、ガッツリ食べたい人におすすめです。テイクアウトでも使え、また同社はコロナ禍でも業績好調ですので、外食銘柄の中でも安心感があります」(キョウコさん)

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    <2>CARTA HOLDINGS(3688)東証1部

    権利確定日:6月末日・12月末日

    アドプラットフォーム事業、ポイントメディア事業、インキュベーション事業の3つの事業に従事するCARTA HOLDINGS。100株(約17万円)以上の保有で、デジタルギフト「デジコ」において利用可能なギフトコード1,000円相当、継続保有期間が3年以上であれば1,500円相当が年に2回もらえます。ギフトコードは、「デジコ」を通じて「Amazonギフト券」や「iTunesコード」などのデジタルギフトへ交換可能。

    「電子マネーやポイントへ交換できますので、普段から電子決済サービスを利用されている人には特におすすめです。交換先が豊富で、非常に使い勝手が良いです」(キョウコさん)

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    <3>イデアインターナショナル(3140)東証JQグロース

    権利確定日:6月末日

    デザイン性の高いインテリア雑貨、トラベルグッズ、オーガニック化粧品等、住関連ライフスタイル商品に関するオリジナル商品の企画・開発・販売などを行なうイデアインターナショナル。優待内容はRIZAPグループの商品が選べるカタログギフトです。100株(約10万円)以上の保有で9,000円相当の商品と交換でき、所有株式数に応じてさらに金額がアップします。

    「100株で9,000円相当の商品が選べるのは非常にお得感があります。キッチングッズや化粧品など、どちらかというと女性向けの商品ラインナップになっていますので、女性は自分用、男性はパートナーや家族へのプレゼントにいいかもしれません」(キョウコさん)

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    <4>Lib Work(1431)東証マザーズ

    権利確定日:6月末日・9月末日・12月末日・3月末日

    熊本県に本社を置くLib Workは、注文住宅の企画、設計、販売、施工、監理を主な事業内容とする戸建住宅事業を展開。今年6月末の権利確定では、100株(約9万円)以上の保有でクオ・カード2,000円分(2021年記念優待のクオ・カード1,000円分を含む)、1,000株以上ではクオ・カードに加えて、投資用アパート建物本体価格割引券と、プレミアム優待倶楽部のポイントがもらえます。

    「1,000株以上保有の場合は6月末に加え、9月末・12月末・3月末の年4回、プレミアム優待倶楽部のポイントがもらえます。1年未満の保有でも15,000ポイント×年4回=60,000ポイントと、かなりの大盤振る舞い。1,000株以上保有のハードルは高いですが、挑戦してみたくなるほど魅力的です」(キョウコさん)

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    <5>JMホールディングス(3539)東証1部

    権利確定日:7月末日

    「ジャパンミート生鮮館」、「ジャパンミート卸売市場」、「肉のハナマサ」などを運営するジャパンミートグループの持ち株会社であるJMホールディングス。100株(約21万円)以上の保有で2,000円相当、500株以上で3,000円相当、1,000株以上で5,000円相当、10,000株以上で10,000円相当の精肉関連商品が送られてきます。

    「国産ムネ肉やウインナーなど、思ったよりも量が多いので家計が助かります。優待品が届く前に冷凍庫のスペースを確保しておきましょう!」(キョウコさん)

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    <6>ティーライフ(3172)東証1部

    権利確定日:7月末日

    通信販売による小売事業のほか、通信販売会社・小売店等への卸売事業、物流センターの一部を利用した不動産賃貸事業を展開するティーライフ。100株(約15万円)以上で、自社商品の買い物に利用できる株主優待券1,000円券1枚、500株以上で2,000円券1枚、1,000株以上で3,000円券1枚をもらえます。

    「健康茶や健康食品など体に良さそうな商品が充実。株主優待券だけで購入できるように、ジャスト1,000円(送料無料)の優待特選商品も用意されていますので、使い勝手よく利用できますよ」(キョウコさん)

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    <7>不二電機工業(6654)東証1部

    権利確定日:7月末日・1月末日

    カムスイッチに代表される制御用開閉器や、表示灯・表示器、接続機器、電子応用機器等各種制御機器の製造・販売を主に行なう不二電機工業。100株(約13万円)以上保有で、3年未満の場合は500円分、500株以上で1,000円分のクオ・カードが届きます。

    「クオ・カードはコンビニや書店など使える場所が多いので、非常に便利です。また不二電機工業の場合、3年以上の継続保有でクオ・カードの額面が2倍にアップするのも嬉しいポイントです」(キョウコさん)

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    先の見えないコロナ禍でキョウコさんが心がけているポイントとは

    新型コロナウイルスのワクチン接種が始まりつつも、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の発令などまだまだ先の見えない状況が続いています。そんな中でも株価が堅調な推移をみせている最近の株式相場に、「不気味さがあります」とキョウコさんは本音を漏らします。

    「欧米と比べてワクチン接種が遅れていますし、またオリンピックがどうなるかなど、さまざまな不安要素が残っていますので、結局のところ日本の株価がこの先どう動くのか予想がつきません」と続けるキョウコさんが気をつけているポイントは以下の2つ。

    【1】割高な株には手を出さない

    「景気回復を見据えて既に割高になっているような株には極力手を出さないようにしています。上昇相場では強気もアリですが、先の読めない今は出遅れているバリュー株を探して買ったほうが、万が一下落したときの損失も比較的軽く済み、また景気回復で大きなリターンを狙える可能性も高いと考えています」(キョウコさん)

    【2】ある程度の現金を残しておく

    「コロナの収束が見えないうちは全力投資するのではなく、ある程度の現金(私の場合は余剰資金の30%程度)を常に残しておくようにしています。手元に資金があることで精神的な余裕を持てますし、株価の下落時には買い増すこともできるからです」(キョウコさん)

    世の中で今、注目されている投資分野は?

    不要不急の外出・移動の自粛により、テレワークなど世の中のオンライン化が急速に進んだことで、キョウコさんが注目する投資分野も変化した模様。

    「以前よりデジタルトランスフォーメーション(DX)関連の銘柄を物色することが増えました。今年は政府もデジタル庁を設立しますので、ビジネスや生活環境におけるデジタル化の流れがより加速しそうです。私自身、普段はシステムエンジニアとしてデジタルのしくみを作る側の立場ですから、この流れは大歓迎ですね」(キョウコさん)

    トレンドの「ESG投資」。一歩先を行く企業は?

    さらに、近年注目度が高まっている投資方法といえば、「ESG投資」。ESGは、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の頭文字を合わせた言葉で、この3つの観点から投資先を決めるのがトレンドとなっています。ESGに着目した経営を行なう企業も増えている中、特にキョウコさんが注目しているのは「脱炭素」関連銘柄だそう。

    「『レノバ』(9519・東証1部)や『ウエストホールディングス』(1407・東証JQスタンダード)などの再生可能エネルギーを手掛けている企業は今後も伸びていくと考えています。株主優待という面では、個人投資家に人気のある『オリックス』(8591・東証1部)も再生可能エネルギー事業を国内外で展開しており、中長期の投資先としては引き続き注目です」(キョウコさん)

    株主優待ビギナーは、低価格で購入できる銘柄を選ぶのがおすすめ

    夏のボーナスを元手に優待株投資を始めようとしている人は「なるべく低価格で購入できる銘柄を選ぶようにしましょう」とキョウコさん。

    「投資額の大きい銘柄を購入するよりも、自分の予算内で単価の安い銘柄を複数購入したほうがより多くの株主優待を楽しめます。分散投資にもなりますので、もし株価が下落しても資産全体への影響を比較的抑えられるかと思います」(キョウコさん)

    また株主優待を選ぶ際、優待品の価格を重視する人は多いですが、どんなに優待が豪華でも最終的に使わないものであれば本末転倒。まずは「その優待が自分にとって本当に必要かどうか」を考えることが大事です。

    「特に最近は外出自粛を余儀なくされていますので、お店で直接使うタイプの優待券はよく考えたほうがよさそうです」とキョウコさんもアドバイス。自身の使い道と予算をしっかり把握したうえで、お気に入りの銘柄を見つけたいですね。

    <専門家プロフィール>
    キョウコの投資教室

    普段はシステムエンジニアとして働く兼業投資家。中長期投資目線でのおすすめ銘柄情報などをYouTubeで配信している。株主優待や高配当株、インデックス投資を中心に資産運用中。

    執筆/ヨダ ヒロコ

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