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株主優待で失敗しない方法は?経験者直伝のコツと、12月のおすすめ銘柄


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    冬のボーナスが支給されるシーズンが到来しますね。まとまった資金のあるこの時期だからこそ、1年間がんばった自分へのご褒美として、株主優待銘柄の購入を検討している人もいるのではないでしょうか。

    そこで、数百もの優待銘柄を保有する優待主婦まる子さんの株主優待連載第四弾では、12月におすすめの優待銘柄5つと、自身の経験をもとにした失敗しないためのポイントについて教えていただきました!

    ※株価、銘柄数、株主優待は2019年11月27日現在の情報をもとに作成。

    12月に権利が確定する優待銘柄数とスケジュールをチェック!

    株主優待や配当を手にするには、銘柄ごとに決められている“権利確定日”に株主として登録されていなければなりません。そのため、権利確定日から起算して3営業日前である“権利付最終日”までに優待の対象となる株数を購入し、その日まで売却せず保有する必要があります。権利確定日は企業によって異なりますので、優待銘柄を購入する際には前もってスケジュールを確認するようにしましょう。

    2019年12月権利確定の優待銘柄は、約180社。2019年の権利確定日は12月30日(月)ですので、優待を手に入れるには、権利付最終日である12月26日(木)までに購入する必要があります。

    まる子さんがおすすめする12月権利確定の優待銘柄5選

    <1>きちりホールディングス(3082)

    「KICHIRI カジュアルダイニング」をはじめ、「いしがまやハンバーグ」、「3 Little Eggs」といったレストランの運営や、飲料水の代理店販売を行なうきちりホールディングス。100株(約8万円)以上の保有で、自社店舗で使える優待券(3,000円相当)を1枚、500株以上の保有で3枚もらえます。

    「額面が3,000円なので、友人を誘ったり、一人で豪華なランチを楽しんだり。特に、ハンバーグのお店が気に入っています。ただし、利用できない期間もあるのでご注意ください」(まる子さん)

    詳細はこちら

    <2>ホットランド(3196)

    たこ焼「築地銀だこ」を柱に、薄皮たい焼き「銀のあん」やアイスクリーム「COLD STONE CREAMERY」(国内のみ)など数多くの外食チェーンを手がけるホットランド。自社グループの各店舗で利用できる優待券を年に2回、100株(約13万円)以上の保有で1,500円分、500株以上で7,500円分、1,000株以上で15,000円分もらえます。

    「たこ焼きからアイスクリームまで、さまざまな業態のお店で使えるのがいいですね。期間限定の商品などをよりお得に楽しめますよ」(まる子さん)

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    <3>ダイナックホールディングス(2675)

    サントリーグループの一員であるダイナックホールディングスは、和食、イタリアン、パブなど食材や空間にこだわったレストラン・バー、全国各地のゴルフクラブレストラン、ケータリングサービスを展開。100株(約17万円)以上の保有で、自社経営店舗で使えるお食事優待券2,000円相当、500株以上で6,000円相当、1,000株以上で12,000円相当が年に2回、届きます。

    「お店の雰囲気もお料理も、私好みの店舗が揃っていて、お気に入りの優待のひとつです」(まる子さん)

    ちなみにお食事券を希望しない場合は、バラさず表紙をつけたまますべて返送すると、2kg(100株)、5kg(500株)、10kg(1,000株)のお米(コシヒカリ)と交換できるそうです。

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    <4>トラスコ中山(9830)

    工具や屋外作業現場用機具など日本のモノづくりを支えるプロツールカンパニー、トラスコ中山の株主優待は、自社プライベート・ブランド商品などからチョイスできるオリジナルカタログ。100株以上(約28万円)の保有で5,000円相当、1,000株以上で10,000円相当の商品がもらえます。

    「毎年内容が変わり、優待パンフレットには前回の人気ランキングなども載っていて他の方が何を選んだのか分かるのもおもしろいです」(まる子さん)

    お米や洗剤など日用品のほか、カセットコンロや台車などあると便利なアイテムも用意されているため、防災対策にもなりそうです!

    詳細はこちら

    <5>ローランド ディー ジー(6789)

    コンピューター周辺機器メーカーとして培ってきたテクノロジーを駆使した「大型カラープリンター」「3Dプリンター」「カッティング・マシン」などのデジタル機器を提供するローランド ディー ジー。100株(約21万円)以上保有すると、自社が選んだ世界各地の名産品を掲載した「株主優待オリジナルカタログ」の中から3,000円相当の商品を1品もらえます。

    「世界各地のグルメはもちろん、食器類やキッチン用品、雑貨など幅広く載っていて、どれにするか迷ってしまいます」(まる子さん)

    詳細はこちら

    まる子さんの経験に学ぶ、株主優待で失敗しないポイントとは?

    近年は、優待銘柄に力を入れ、オリジナリティあふれる優待品を用意している企業が増えてきましたが、だからこそ選択肢が多く、何を選べばいいのか悩むところ。せっかくの資産運用なので、失敗はしたくないですよね。

    まる子さんも試行錯誤を繰り返してきた一人。「株主優待の内容は企業や証券会社のホームページで紹介されていますが、その大きさまでは分からず、失敗の経験もあります」とのこと。

    「トイレットペーパーやお水など、かさばる優待品は玄関に届いてびっくり。置き場所がなく、納戸やクローゼットに無理やり押し込んだ末、忘れる……なんてことも。
    また、毎年変わる雑貨の優待品も、いざ届いてみると自分の想像とは違い、『どう使えばいいの?』としまいっぱなしにしてしまったことがあります。外食の優待券では、行こうと思ったときには近くの店舗が閉店になっていて、わざわざ車で出かけたことも」(まる子さん)

    いくら魅力的な優待でも、使わなければ宝の持ち腐れ。失敗を防ぐために、今はどんなことに気をつけて優待を選んでいるのでしょう?

    「食べ物など消化できるもの、クオカードなど期限がないもの、外食なら近くにお店があるかどうかなど、自分にとって無駄にならない優待かを事前にチェックすることが必須です。さらに外食の優待については、交換できる商品が決まっているもの、利用期限が決められているものもあるため、しっかり確認しています」(まる子さん)

    愛用必至!?想像以上に良かった優待も

    一方で、「想像していた以上に良い商品が届き、愛用している」という優待もあったそうです。例えば、先ほど12月のおすすめ優待銘柄でご紹介した『トラスコ中山』(9830)。数年前にオリジナルカタログからチョイスした折り畳み式コンテナボックスが非常に便利だったとか。

    ▲まる子さんが実際にご自宅で使われているようす。クローゼット上段の収納にもぴったりです。

    「周りが半透明になっているので、何が入っているか分かりやすい。季節の衣料品や優待でいただいた文房具などを収納しています。使わないときは畳めて、スペースも取らないため重宝しています」(まる子さん)

    また、権利確定は6月ですが、デザイン性の高いインテリア雑貨やトラベルグッズなどを扱うイデアインターナショナル(3140)の優待もお気に入りとのこと。

    ▲まる子さんご自宅の食卓で、「コンパクトホットプレート」を使われているようす。

    「2年前にカタログから選んだコンパクトホットプレートは赤い色が可愛く、キッチンのテーブルに出しっぱなしでも違和感なし。ちょっと温めたいときや一人分の焼き物をするときなどに役立っています。翌年にはオプションの深鍋も優待でいただき、おでんや煮物などで大活躍していますよ」(まる子さん)

    前年と同じ優待品がもらえる企業であれば、実際にもらった人の意見を参考にして銘柄を決めるのも一つの方法ですね。

    自分へのご褒美優待をゲットして、新年もハッピーに過ごしましょう!

    年末年始は、ゆっくりできる時間がある人も多いのではないでしょうか。自分へのご褒美になりそうな銘柄を考えたり、もらった優待を使ったりするのにもぴったりのタイミングです。

    最後に、まる子さん流の、この時期のおすすめの過ごし方を教えていただきました。

    《整理する》

    • もらった優待の有効期限や賞味期限を確認する。

    《使う》

    • 会社で忘年会・新年会の幹事になったら、優待券が使えるお店を選んでお得に。
    • 優待券を利用して、家族での外食をワンランク上げる。
    • 優待が使えるデパートで、クリスマスケーキやおせちを予約して割引価格で購入する。
    • 親戚へのお年玉を優待でもらったクオカードにする。

    《今後の準備をする》

    • 時間があれば、ゆっくり銘柄をチェックして次の投資先を探す。
    • 1年間の損益を確認し、確定申告が必要な場合は準備しておく。

    1年に1度しかない年末年始。まる子さんの経験談や、年末年始のおすすめの過ごし方を参考にして、株主優待生活をより楽しんでみてはいかがでしょうか?

    <専門家プロフィール>

    まる子

    株主優待と株主総会が好きな主婦。会社員の頃に始めた株式投資に魅力を感じ、株に親しむこと15年以上。株主総会に出席し、ついでに優待を使って1日を過ごすのが楽しみ。「優待主婦」として、WEBメディアを中心に株式について寄稿している。

    執筆/ヨダ ヒロコ

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