積み立て投信が6カ月で2380円も増えた!
単価が下がると買える口数が増える「ドルコスト平均法」の効果を実感
2016年12月に月1万円で積立投信を始めました(「 月額1万円の積立投信を買ってみた! 」を参照)。あれからおよそ半年…。6カ月間、投信を積み立てで買った結果はどうなっているのでしょうか。(※金額は2017年6月6日現在)
6万円分買って、現在は6万2380円にアップ!
2016年12月から半年間、「ダイワ・ノーロード日経225ファンド」という国内株式インデックスファンドを、月1万円の積み立てで買った筆者。さて、どうなっているでしょうか…結果はこちらです!
2017年6月6日時点の評価損益額
なんと現在、+2380円。3.96%のプラスです。普通預金の金利は年0.001%なので、比べるまでもないですね。
1万円の投信を6回買ったので、元本は6万円。それが、現在の評価金額で6万2380円になっています。これはうれしい。投信積立の申し込みをして、あとは放っておいただけなのに…こんなにプラスが出るなんて驚きです。
毎月勝手に買ってくれる
ちなみに、こんな感じで、毎月勝手に買っていってくれました。
毎月、銀行から1万円が自動的引き落とされる
…ですが、実は順風満帆で増えていったわけではありません。時々ちらっと画面を開いて見たのですが、「マイナス」になっていた時期もあったのです。
評価損益額の推移
こんな具合に、1月~3月はずっとマイナス。3月はマイナス501円になりました。「ああ、元本割れしてる」「やるんじゃなかった」などとクヨクヨ悩んでいました。ところがその後、ニュースで「日経平均株価が上がり…」などというニュースを耳にしはじめました。それとあわせて、「評価金額」もグングンと上がっていったのです。売っていないので、利益を手にしたわけではありませんが、うれしい気分です。
「これがドルコスト平均法か」と納得
そういえば、以前参加した日経DUALのセミナー(「 積立投資が教育資金の準備に有効な理由とは? 参照)で、積立投信をすると“時間分散の力”が働く、というお話があったなと思い出しました。単価が下がると買える口数が増えるので、次に単価が上がったときに大きく増える。だから、資産を増やしやすい—この原理を「ドルコスト平均法」と呼ぶのだとか。
今回、私が6回で購入した(1万口当たりの)単価と口数はこちらです。
単価と口数の推移
5回目(4月10日)に、単価が、9860円と大きく下がりましたが、その分、購入できる口数は、10142口と大きく増えました。
なるほど!まさに、単価が低いときに口数をたくさん買えるので上がったときに大きく資産が増える「ドルコスト平均法」の原理通りというわけですね…納得です!
忙しいデュアラーにはぴったりの積立投信だと実感
「今こそが単価が低いときだ!」とわかれば、そのときにまとめて購入することで、たくさんもうかるかもしれませんが…私は投資初心者ですし、相場を読むなんてことは無理。「今相場はどうなっているんだろう…」などと、いちいち気にするのも精神衛生上よくない気がします…。何より、子育て中の忙しいデュアラーですから、ほったらかしにできるのが一番。毎月1万円ずつコンスタントに買い続ける積み立てが、私には合っているなと改めて思いました。
(文/ひがししょうこ)
※ 本文中に記載の内容は、記事執筆時点の情報に基づき作成されたものです。
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