ママも子どもも笑顔に!キッズパーティーを手間とお金をかけずに楽しむコツ
最近、子育てママの間で流行中のキッズパーティー。準備や後片付けが大変そうに思えますが、パーティー好きの子育てママたち3人は、手間もお金もかけずに楽しんでいるそう。そのコツを聞いてみました!
Lさん 女の子2人、男の子1人のママ アートが得意
Uさん 男の子2人のママ お料理が得意
Hさん 女の子2人のママ お料理や飾り付けが得意
そもそも子どもたちを主役にしたパーティーを年何回くらい開いているのでしょうか。取材した3人とも、ハロウィン、クリスマス、バースデーは定番で行なうほか、イースター、卒業式・入学式のお祝いや引っ越しのお別れ会も開き、七五三には祖父母も呼ぶなど、節目のお祝いを含めて大体年に4~5回は、パーティーを楽しんでいるとのこと。この他、ママ友と家飲みパーティーを月に1~2回行なうという人もいました。
準備も片付けもカンタンにする6つのコツ
ママが気楽に楽しむためには、手間をかけないことが大切だと3人のママたちは言います。そのためにどんな工夫をしているのでしょう。
1.一品持ち寄りパーティーにする
ホストの負担は格段に減ります。メイン・サラダ・デザートと担当を分けると、料理がダブる心配もありません。料理が苦手な人や忙しい人は、飲み物やお菓子の手配担当にします。
2.片付けや準備が大変すぎない料理とお皿を選ぶ
料理は、市販品でもOK。お皿はかわいい紙皿を使い、片付けの手間を省きます。今はビックリするくらいかわいい紙皿がたくさんあるので、選ぶのも楽しみの一つになりそうですね。ただ、使い回しがきかないもの、例えばサンタさんの絵のついた紙皿などはクリスマスにしか使えないので、なるべく避けた方がいいとのこと。
3.できることは子どもに頼む
飾り付けをする。テーブルクロスを敷く。コップ、スプーンやフォークを並べるなどは、どんどん子どもにも手伝ってもらいましょう。全員で盛り上がっていくと楽しいですね。
4.料理は多くは作らず、足りなければお菓子で代用
あまり料理に手をかけすぎると、くたびれてしまい、残り物の処分も大変になってしまいます。自分たちで作る料理はほどほどに、お菓子である程度代用するなどの割り切りも大切。
5.キッチンペーパー、タオルはすぐ届くところに置く
パーティーの主役になる子どもたちは、「こぼす」「汚す」「壊す」のが前提。キッズパーティーに高価なもの、大事なものは必要ありません。大切なものは「立ち入り禁止の部屋」にしまい、キッチンペーパーやタオルは誰でも手の届くところに用意します。
これは、手間をかけないというより、「大変な事態にならないよう準備する」という意味で大切ですね。
6.後片付けは全員で一気に
ひとりで最後の後片付けは寂しいもの。全員で一気にすませれば早いし、なんだかいつもの我が家よりきれいに片付いてうれしいかも!?
チープな予算でゴージャスに見せる3つのコツ
さて、気楽にパーティーを開くためのもうひとつの要件は、なるべくお金をかけないこと。とはいえ、チープすぎても楽しくありませんね。予算は少なくても気分はゴージャスにするための工夫を聞いてみましょう。
1.ハロウィンの飾り付けに便利な黒いマルチシート
自由に切ってペタペタ貼ればあら不思議。パーティー会場はお化け屋敷に!?ハロウィンの季節には大活躍しそうですね。
黒いマルチシートで、リアルなハロウィンの飾り付け
(写真提供:取材協力Hさん)
2.花を飾るときには半分造花や雑草を使う
全部造花では安っぽい。全部生花にすると予算オーバー。そんなときは造花と生花を半分ずつに。思った以上にゴージャス感が出ます。雑草だってちゃんと飾ってあげればきれいですよ。
3.テーブルクロスは100均シャワーカーテンで代用
シャワーカーテンはポリエステル素材が多く、洗濯機で洗って干せばシワもゼロ!耐久性もよく、部屋のイメージがガラリと変わるのでオススメです。
テーブルクロスはシャワーカーテンで
(写真提供:取材協力Hさん)
100均あなどるなかれ、ですね。
「もう少しグレードアップしたいときには北欧系の格安雑貨ショップ、ソストレーネ グレーネやフライングタイガー コペンハーゲンで選んでいます」という意見もありました。
パーティーをさらに楽しむ5つのコツ
1.無理はせず大人も一緒に楽しむ
キッズパーティーを楽しむコツとして、みなさん異口同音に言うのは、「無理をしないこと」
子どもだけではなく、大人も楽しめるひとときにしたいものです。
では大人向けの工夫についてまとめてみましょう。
2.デキャンタを利用する。
ワインを出すとき、ボトルで出すと値段が想定できて興ざめという場合には、デキャンタに移しておいたり、サングリアやホットワインにする方法も。味もよくなり、気分も上がりますよ。
3.ワインを紙コップで飲むのはNG
100均のグラスでも6脚そろえば品よく見えます。
4.「気張らず、気楽に、見栄を張らない」を心がけ
楽しく集うことが一番です。見栄を張らずに、楽しいひとときをシェアしましょう。
5.部屋の一部だけフォトジェニックにこだわる
Uさんは、男の子2人兄弟の母。当然パーティーをやるとお友達も男の子が多いので、男の子メインのパーティーとなります。
「きれいな飾り付けをしても敵に見立ててぶら下がったり破いたり、台無しになっちゃうんです(笑)。だから写真を撮るスペースを1カ所だけ決めておくことがコツ。あとは子どもの遊びやすいようにして、こちらの思いを押し付けないこと」
飾り付けも高価なものはいりません。折り紙を並べるだけでもきれいですし、お誕生日なら写真を並べて子どもの成長を楽しんでもいいですね。
折り紙を貼っただけでもこんなにカラフル
壁に貼った四角いガーランドは、実は、子どもが生まれてからの写真を飾っている
特別な予算はなし。パーティー費用は食費やレジャー費の一部
最後に、キッズパーティーに対するお金感覚について聞いてみました。
「外食よりお金はかからない。夕御飯がちょっと豪華になった感じ」
「友人とのキッズパーティーは割り勘か持ち寄りにするので、大人ひとりあたり2,000円くらいでしょうか」
「七五三など祖父母を呼ぶ特別パーティーなら、ワインも料理もレベルアップさせますが、ちゃっかりお祝いのお金をもらうのでペイしますね(笑)」
なるほど、豪華なパーティーのときにはスポンサー付きというわけですね。
みなさん、パーティーのための特別な予算を準備するというより、食費やレジャー費の一部と考えて家計の中に組み込んで考えているようです。
小さい子連れは、外食よりもむしろ気楽なおうちパーティー。季節の行事やなんらかのテーマをつけたパーティーにすることで非日常感が楽しめ、友達や大切な人たちと共有した時間がすてきな思い出になります。そして、意外にお金をかけずに楽しめることもわかりました。
これからやってみたいという方も、パーティーだからと無理をしすぎず、達人たちの話を参考に手間やお金をかけずに、気軽に楽しんでみてはいかがでしょうか。
取材・文:宗像陽子
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