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投信検索用語集

用語集

ファンド分類

ファンドを運用方針の類似したもの同士等でグループ化したものを、ファンド分類と呼びます。ダイワのオンライントレードでは、ファンド分類として、「大和ファンド分類」と「QUICK投信分類」をご利用いただけます。

大和ファンド分類

大和証券にて行っているファンド分類です。

QUICK投信分類

ファンドを投資対象地域や資産などで区分したQUICK独自の投信分類です。有価証券届出書や目論見書、マンスリーレポートなどで運用実態を評価・分析し、投資地域や資産タイプ、為替リスクの有無などでファンドを3段階(大分類、中分類、小分類)で区分します。

分類対象は国内公募の株式投信です。上場投資信託(ETF)および資金待機型投信(マネープールファンド)は除外します。個別ファンドの設定時に分類分けし、その後も運用実態に即して随時見直します。

大分類で国内株式、先進国株式、国内債券、海外REITなどの対象資産別に区分します。中分類で国内株式を中小型とその他(大型等)の規模別に、先進国株式を北米と欧州、オセアニアの地域別などにそれぞれ分類します。さらに小分類で為替リスクの有無などで分けます。

運用会社

投資家に代わって資産運用の指図を行う会社のことで、ファンドの運用を行います。

アドバイザー

運用の情報提供や助言を行う会社です。国内系運用会社が外国証券に投資を行うときの投資アドバイザーとして、外国の運用会社に助言等を委託する場合や、 外資系の運用会社が本国から投資アドバイスを受ける場合などがあります。

QUICK FUND RISK(QFR)

株式会社QUICKが毎月算出、公表する投資信託のリスク指標です。略称の「QFR」の呼び方で公表される場合もあります。

投信の価格変動リスク(過去の価格変動の度合い)をTOPIX(東証株価指数)との相対評価で表します。
国内投資の代表的な指標であるTOPIXの価格変動リスクと比較することで、個々の投信の価格変動の大きさが、感覚的に理解しやすくなっています。
評価はリスク最小を意味する「QFR1」からリスク最大の「QFR5*」までの6段階に分類されます。例えば、『対TOPIXリスク値※が3分の1以下の投信は、「QFR1」に分類』します。

※対TOPIXリスク値とは、各ファンドの過去3ヶ月、6ヶ月、1年、2年、3年、4年、5年の各期間の標準偏差とTOPIXのそれとの対比を平均したもの。


 
QFR1 対TOPIXリスク値が3分の1以下
QFR2 対TOPIXリスク値が3分の1より大きく、3分の2以下
QFR3 対TOPIXリスク値が3分の2より大きく、1以下
------ TOPIX ------
QFR4 対TOPIXリスク値が1より大きく、3分の4以下
QFR5 対TOPIXリスク値が3分の4より大きく、2以下
QFR5* 対TOPIXリスク値が2より大きい

TOPIXは「QFR3」に分類されます。これはTOPIXの対TOPIXリスク値が1となるためです。

評価対象となるファンドは、4ヶ月以上の運用実績のある追加型株式投資信託です。なお、元本確保型のファンドなど、一部のファンドについては評価対象外となる場合があります。

累積リターン

分配金を加味して計算した月次リターンを、過去一定期間累積計算し、各期間に該当する期間収益率を算出します。
例えば、過去3ヶ月の分配金を加味した月次リターンがそれぞれ、3%、5%、2%だった場合、この3ヶ月の累積リターンは、1.03×1.05×1.02と計算されます。

平均リターン

期間1年の場合は、直近52個の週次リターン(週末から翌週末に至る1週間における分配金込みのリターン)の平均値です。直近1年間における、1週間当りの平均的な収益率を示します。
期間3年の場合は、直近36個の月次リターン(月末から翌月末に至る1ヶ月における分配金込みのリターン)の平均値です。直近3年間における、1ヶ月当りの平均的な収益率を示します。
ともに年率換算はしていません。

標準偏差

一定期間におけるリターンの標準偏差です。一定期間に計測した変動性=リスク(平均リターンに対する各期間のリターンのブレ具合)を示すもので、ボラティリティとも呼ばれます。
標準偏差の値が小さいほど、各期間のリターンが平均リターンに近くなる確率が高くなります。逆に、標準偏差の値が大きいほど各期間のリターンにブレが大きくなる、つまり「勝つときも負けるときも、その幅が大きくなる」可能性が高くなります。そのため、標準偏差の大小のどちらがいいのかは一概にはいえません。
また、標準偏差は平均リターンに対するブレ具合を示すもので、平均リターン自体の水準は考慮されていません。仮に標準偏差が小さくても、平均リターンの水準がマイナスの場合、投資結果がマイナスになる可能性が高いということになります。
算出パターンとしては、日次ベースの3ヶ月間、週次ベースの1年間、月次ベースの3年間の3パターンを用意しています。

シャープレシオ

(平均リターン−安全資産利子率)/標準偏差で計算した、リスク調整後リターンです。効率係数とも呼ばれます。
安全資産利子率には無担保コールレートを使用しています。
分子は、安全資産のリターンをどの位上回ったかを示す超過リターンであり、これを標準偏差で割ることで、リスク1単位当りの超過リターンの量が求まります。この値は、リスクとリターンの両側面を捉えた指標として、ファンドのパフォーマンスを比較する場合に広く用いられています。
算出パターンとしては、日次ベースの3ヶ月間、週次ベースの1年間、月次ベースの3年間の3パターンを用意しています。

純資産

信託財産を時価で評価した金額です。具体的には、ファンドに組み入れている株式や債券などの有価証券や現金をその日の時価で評価し、それらから発生する配当金や利金などの収益を加えた上で、信託報酬など運用に必要な経費を差引いて計算されます。
投資信託は日々、信託財産の評価を行うこととなっており、この純資産総額をもとに基準価額が計算されます。

決算・分配回数

1年あたりの決算(国内籍の投信の場合。外国籍の投信の場合は“分配”)の回数です。
ファンドによって、決算時に支払われる分配金をそのまま受取るか、再投資するかを選択できます。

決算日

決算(分配)が行われる日です。
外国籍の投信では、決算日ではない時に分配が行われることがあります。

基準価額

投資信託の価格のことです。純資産を受益権口数で割って算出します。