【重要】【ダイワ365FX】証拠金規制に伴うダイワ365FXのサービス改定について |
2017年2月2日
2017年2月27日(月)施行の「金融商品取引業等に関する内閣府令」の改正に合わせて、東京金融取引所の取引所為替証拠金取引(くりっく365)において、法人顧客に対する証拠金制度が変更となります。これに伴い、2017年2月26日(日)にダイワ365FX のサービス改定を行なわせていただきます。以下に主な改定内容を記載いたしますので、ご一読いただきますようお願いいたします。
【取引所為替証拠金取引における法人顧客に対する証拠金制度の変更の概要】
(1)これまで法人向けの必要証拠金率は一律固定の0.65%(一部通貨ペアは4%)としていましたが、今後は、日々の相場変動を踏まえた必要証拠金率(HV方式)を適用することとします。
(毎週各通貨ペアごとに過去8週間および過去104週間(流動化期間1日・片側信頼水準99%)のデータをもとに、ヒストリカル・ボラティリティ(HV)にもとづいて算出します)
(2)必要証拠金率は、毎週、取引対象となる通貨ペアごとに算出し、証拠金基準額として公表します。
(3)法人顧客に対して、個人向け証拠金基準額と同様にレバレッジ25倍(証拠金率4%)を適用する場合であっても、HV方式で算定したレバレッジが25倍を下回る(証拠金率が4%を上回る)場合には、HV方式に基づく証拠金率が適用されます。(「レバレッジ25倍上限付きHV方式」)
詳細は、東京金融取引所のホームページ「取引所為替証拠金取引における法人顧客に対する証拠金制度の変更について」をご確認いただきますようお願いいたします。
【ご注意】
今回の制度変更は法人のお客さまを対象としていますが、ダイワ365FXのサービスとしては全般的な見直しを行なわせていただいているため、サービス改定は個人のお客さまも含めた全てのお客さまに適用されますので、ご注意ください。
【1.証拠金基準額の変更】
新規注文や建玉の維持に必要となる証拠金の計算に用いる必要証拠金は、東京金融取引所が公表する為替証拠金基準額をもとに、レバレッジコースごとに決定しております。この為替証拠金基準額は、これまでは各通貨ペアごとに取引金額の4%(レバレッジ25倍)相当の数値となっていましたが、2月27日以降の必要証拠金は、東京金融取引所が新たに公表する「レバレッジ25倍上限付きHV方式」の為替証拠金基準額をもとに決定するよう変更いたします。
次回から適用される必要証拠金が、現在の必要証拠金よりも保守的となる(金額が増える)レバレッジコース・通貨ペアを保有しているお客さまには、取引画面のお知らせおよび、メールでお知らせいたします。
※レバレッジ25倍上限付きHV方式の為替証拠金基準額とは、取引金額の4%(レバレッジ25倍)相当の個人向け為替証拠金基準額と、HV方式にもとづいて計算した非個人用為替証拠金基準額(法人向け)を比較し、高い方を適用するものです。以下の例をご確認ください。
(1)個人向け為替証拠金基準額 >非個人用為替証拠金基準額 (法人向け) となる場合
個人向け為替証拠金基準額を適用して必要証拠金を決定します。この場合は現状と変わりありません。
[例:個人向け為替証拠金基準額 42,000 > 非個人用為替証拠金基準額(法人向け) 7,000の場合]
25倍コース | 20倍コース | 10倍コース | 5倍コース | 2倍コース | 1倍コース | |
---|---|---|---|---|---|---|
従来 | 42,000 | 53,000 | 105,000 | 210,000 | 525,000 | 1,050,000 |
2月27日以降 | 42,000 | 53,000 | 105,000 | 210,000 | 525,000 | 1,050,000 |
(2)個人向け為替証拠金基準額 < 非個人用為替証拠金基準額(法人向け) となる場合
非個人用為替証拠金基準額(法人向け)が、個人向け為替証拠金基準額をもとに算出した必要証拠金よりも大きいレバレッジコースの場合は、非個人用為替証拠金基準額(法人向け)を適用して必要証拠金を決定します(レバレッジによって差は設けず、同じ必要証拠金を適用します)。
[例:個人向け為替証拠金基準額 42,000 < 非個人用為替証拠金基準額(法人向け)55,000の場合]
25倍コース | 20倍コース | 10倍コース | 5倍コース | 2倍コース | 1倍コース | |
---|---|---|---|---|---|---|
従来 | 42,000 | 53,000 | 105,000 | 210,000 | 525,000 | 1,050,000 |
2月27日以降 | 55,000 | 55,000 | 105,000 | 210,000 | 525,000 | 1,050,000 |
【2.レバレッジ変更画面の表示変更】
レバレッジ変更画面には、現在および翌週以降の通貨ペアごとの建玉必要証拠金の一覧を表示しています。
現在の「証拠金基準額」を「個人向け為替証拠金基準額」に変更し、新たに「非個人用為替証拠金基準額(法人向け)」の表示を追加します。レバレッジコースごとの建玉必要証拠金に「非個人用為替証拠金基準額(法人向け)」が適用されている場合は、金額の左側に「非」を表示します。
また、翌週以降の通貨ペアごとの建玉必要証拠金が現在よりも増加する場合は「△」、減少する場合は「▼」の表示を追加し、増減を確認できるようにします。
※画像をクリックすると別ウィンドウで表示します。
※画面は現在制作中のものであり、変更となる可能性があります。
上記内容を必ずご確認のうえお取引いただきますようお願い申し上げます。ご不明な点につきましては、FX専用ダイヤルでご確認ください。
※取扱窓口
FX専用ダイヤル | コンタクトセンター(0120-207337/平日9:00〜18:00) |