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2018年8月24日
【無料テンプレあり】エクセル家計管理で10年後の資産がグンと変わる!FP式やりくり術
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    家庭生活に必須と言ってもいい、家計の管理。でも、「家計簿をつけるのが面倒くさい」「もっと楽な方法がある気がする」という方は少なくないのではないでしょうか?そこで、より楽に・効率的に家計管理ができるという“エクセル術”を、FPの風呂内亜矢さんに教えていただきました。

    将来をしっかり見通せる“エクセル家計管理”

    風呂内さんによると、家計管理にエクセルを使うと、効率的にお金の把握や計画ができるのだそうです。でも、「エクセルなんて面倒くさそう」というイメージをお持ちの方もいるかもしれません。
    そこでまずは、風呂内さんにお聞きした、エクセル家計管理のメリット・デメリットを見ていきましょう。

    メリット

    ●使い慣れている
    オフィスワーカーにとって、エクセルは身近なソフトのひとつなので、操作や記入が楽にできます。アプリをダウンロードして使い方を覚える、という手間や時間も省くことができます。

    ●我が家のライフスタイルに合わせられる
    多くの人に合わせて簡単に使えるようになっているのが市販の家計簿やアプリ。反面、好きな項目を好きなように作れ、“我が家に合わせられる”のがエクセルです。

    ●集計しやすい
    「手書き+電卓で計算」のような面倒はナシ。オートSUMで計算も楽々。その上、欲しい期間や項目だけ取り出して集計するのも簡単です。

    ●長期的な視点で家計を見られる
    アプリの場合、初年度は無料でも2年目以降になると有料になってしまうものもあります。手書きの場合は大抵1年ごとに新しいものを入手しなければなりません。
    エクセルの場合は、過去に作ったものを積み重ねていくことが簡単な上、年間の予算を標準化できるのも特徴。特に教育費や老後資金のような大きな支出は10年単位で準備しなければなりません。家計を長い目で見て管理すれば、少しずつ改善していきやすくなります。

    ●スマホでも操作できる
    Googleのスプレッドシートを利用すれば、WEB上で管理できる上、家族と共有することもできます。スマホを使って、通勤時間などの空き時間に記入すれば時短にも繋がります。

    デメリット

    ●エクセルを使い慣れていないと操作を覚えるまでが一苦労
    エクセルを持っていないと購入の必要がある上、使ったことがない人だと操作を覚えるまでに時間がかかる。

    ●作るのが大変
    エクセルで0から自分で作ろうと思うと、ある程度の形に持っていくだけでも大変。フォーマットをアレンジするのがベター。

    エクセルのメリットはたくさんあっても、自分で計算シートをつくるのが面倒、というのがネックのようです。そこで今回はSODATTEのために、風呂内さんがオリジナルの家計管理テンプレートを作ってくださいました。

    【STEP1】の基本の家計簿に加え、【STEP2】の資産管理表、【STEP3】のライフプランニングシートをつけると、先を見据えた人生設計がしやすくなります。
    それでは早速、テンプレートの使い方と管理のコツを教えてもらいましょう。

    【STEP1】家計簿(支出管理)を記入してみよう(シート1)

    (1)まずは固定費を入力します。大体の目安で1年分、一気にコピペ入力していきましょう。正しい数字は後から入力すればOKです。
    ※日割りで入れる必要はないので、月初めにまとめて入れてしまうと楽です。
    (2)貯蓄は“先取り”がベター。まずは「これなら貯められそうだな」という金額を入力しましょう。分からない場合は下記を参考にしてください。
    ●貯金額の目安
    独身・共働き・子供が独立してから定年まで→手取り額の20〜30%
    子供が小中学生期→手取り額の10%
    それ以外の子育て期(就学前・高校〜大学)→手取り額の5%
    (3)変動費を入力します。毎日入力する必要はありません。レシートを取っておき、1カ月に1度程度のタイミングで入力すればOK。早めにリサーチをしたい場合は1週間に1度の入力が良いでしょう。
    ※ジムの月会費やクリーニング代、車関係の支出など、毎月ほぼ定額の支出がある場合は基本的に固定費に加えます。

    ポイント

    ・細かく項目を分けすぎると、イヤになって続かないので、ざっくりとした項目でOK。例えば、洗剤をスーパーで買った場合などは、「スーパーで買ったからすべて食費ってことにしてしまおう」という感覚で構いません。

    ・お小遣いは金額を決められないうちは変動費にしておきますが、決まってきたら固定費に移動すると良いでしょう。同じように、最初は変動費でも、月の大まかな金額が決まっていったら固定費に移動させます。

    ・旅行や帰省、家電、冠婚葬祭といった“たまにしか使わないけど、確実に大きな出費があるもの”は、年初にどれくらいかかるか洗い出して12分割した後、毎月貯めていきます。そして、貯まった金額から使っていくと管理がしやすくなります。

    【STEP2】資産管理(残高管理)シートをつけてみよう(シート2)

    (1)あちらこちらに散らばった貯金や保険、投資信託、証券口座などを一括管理し、定点観測する表です。
    (2)半年〜1年に1度、決まったタイミングで入力します。年末年始に入力する、各ボーナスの直前に入力するなど、毎回同じ条件で入力しましょう。
    (3)教育費は大学入学時に1人当たり200〜400万円、老後資金は3000万円を目安に、資産を増やしていきましょう。

    ポイント

    ・家計簿をつけるのが苦手な人は、この資産管理表だけでもつけておくと良いでしょう。残高記録がコンスタントに増えていっていれば、面倒な家計簿をつける必要はありません。残高増加の目安は、【STEP1】(2)の貯金額の目安を参照してください。

    【STEP3】ライフプランニングシートをつけてみよう(シート3)

    (1)人生を見据えたお金の計画ができていないという人は、一度ライフプランニングシートをつけましょう。
    「子どもが中学から私立に通った場合」「大学卒業まで国公立に通った場合」など、様々な状況をシミュレーションして、2〜3パターンを作ってみるのがベターです。
    (2)基本生活費の目安は、共働き(子どもなし)の場合は7割、子育て中は9割、老後の生活費は現役時代の7割を概算で入力します。もちろん現時点での実態の支出が把握できている場合はその金額を入力してみます
    (3)収入の概算は、もし、上司や先輩の収入が分かるようならそれを入力し、分からない場合は毎年2〜3%で上がっていくように入力すると現実的です。
    ※「変動率」の欄に、「2〜3」の値を入れると反映されます。
    (4)住宅ローンの繰上げ返済、車の買い替え、海外旅行など数年おきにかかる大きな出費について入力します。
    ※一度このシートを作成した後は、毎年、書き換える必要はありません。子どもが生まれた、小学校に入学したなど節目節目でシミュレーションするのがオススメです。

    ポイント

    ・ライフプランニングシートは、先々の生活を考えたときに、どれだけの準備が必要かを算出するもの。年間20〜30万円貯蓄を増やすだけで、将来が大きく変わることを実感し、毎日のやりくりに役立てるために使います。

    ・子どもの結婚祝いはいくら渡したいか、ある程度の年齢になったら老人ホームに入りたいなど、「こういう生活がしたいな」という理想と、現実の経済のバランスを比較してみましょう。

    ゆっくり焦らずお金の不安を解消しよう

    いかがでしたか?「毎日つけなきゃ」と思うと、イヤになってしまいがちな家計簿。でも、将来を長い目で見て、できる時にできる範囲で「家計を改善する」という気持ちで取り組めば、結果もしっかりついてきそうですね。

    「お金のことってずっと気がかり。ダイエットと似ています。“これだけやれば100%OK”というものではありません。すぐに結果が出るものでもないので、『これじゃダメだ』と落ち込まないでくださいね。できる範囲で少しずつ底上げをしていって、やりくりの感覚を掴んでいくことが大切です。ダイエットに例えると、食べたもののカロリーまで記録することが家計簿だとしたら、体重管理だけするのが資産管理。要は結果が出れば、どんなやり方をしてもいいんです。そのためにも、ゆっくり焦らずに続けて、自分にあった方法を見つけてほしいですね」

    今回のテンプレートを使って、もっと楽に、自由に家計管理をしてみませんか?

    <専門家プロフィール>
    風呂内亜矢(ふろうち・あや)先生
    ファイナンシャルプランナー。自宅マンションの衝動買いを機にお金について学びはじめる。現在は、テレビや雑誌など各媒体で「お金に関する情報」を精力的に発信している。
    <家計管理テンプレート>
    ダウンロード
    ・テンプレートの商用利用、販売は禁止とさせていただきます。
    ・テンプレートのダウンロードについてはご自身の責任において行なっていただきます。

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