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2018年5月11日
お金も時間もグッと節約!「中食」を賢く使う術3つ
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    「中食」という言葉を、聞いたことはありますか?
    中食とは、レストランなどで食事する外食と家庭で調理して食べる内食のいわば中間的存在で、調理された食品を持ち帰ったり、デリバリーしてもらったりして家庭で食べること。
    今回は、中食を上手に取り入れることで、毎日の食事がグッと楽に、時間短縮に、そしてコスパも良くなる方法をご紹介します。

    「中食」ってどんな食べ物?いつ使うといいの?

    「中食」には、具体的にどんなものがあるのかというと、スーパーやデパ地下のお惣菜、ピザやお寿司などのデリバリーのほか、お弁当などがあります。おにぎりやサンドイッチ、調理済み冷凍食品も含まれます。生活を見直してみると、とても身近な存在ですね。

    小さな子どもがいて仕事もあると、どうしても「時間が足りない!」という状況に陥りがち。でも、子連れでの外食は周囲に気を使うし、自炊に比べて費用もかかるもの。
    そんな時に家事負担を減らしてくれる救世主的存在の中食ですが、やはり頻繁に使うとなると「食費が増える」「栄養価的によくないのでは?」「味が濃くて子どもには不向き」「食卓が貧相になりそう」……と心配な点も出てくるのではないでしょうか。
    そこで、プロのフードコーディネーターである遠藤文香さんに、中食をうまく活用するコツを伺いました。

    もう“手抜き”とは言わせない ! コスパ良し、見映え良しの中食術3つ

    遠藤さんが中食されたときのお写真

    「中食のメリットというと、まず思いつくのは調理時間の短縮だと思いますが、意外とうれしいのが『献立を考える時間』も削減できること。毎日の献立を決めるのって本当に大変ですよね。レシピ検索や、材料・作り方を検討する時間が省けるのは、心理的にも負担が大きく減ると思います。私もよく利用していますよ」
    と遠藤さん。お気に入りは近所の小籠包専門店のテイクアウトだそう。プロの味を家庭で楽しめるのも中食の醍醐味です。

    でも、中食を使うと、“家族に手抜きと思われてしまう”と、心から食事を楽しめないママもいらっしゃるかもしれませんね。
    一体、遠藤さんはどのように工夫しているのでしょうか。

    1.栄養も妥協しない、ヘルシー時短術

    「時短を意識するならば、筑前煮や30品目のサラダのような多くの食材を使ったお惣菜を取り入れるのがオススメ。主菜をお肉やお魚を焼くだけの簡単料理にして、副菜に具材たっぷりのお野菜メニューを取り入れると、それだけで栄養バランスが取れますね」
    今や、中食メニューは主食から主菜、副菜、汁物、そして和洋中とバリエーション豊か。選び方を工夫すれば、毎日のように中食を取り入れても、栄養バランス的にも問題ないと遠藤さんは言います。
    「例えば、揚げ物を買って中華の献立にしたら、次の日はさっぱり系のサラダを購入してイタリアンの献立にしようというように、メリハリをつけていくといいですよ。手間がぐっと省けるのに、バラエティ豊かな食卓になります」
    とはいえ、毎日のように中食を利用するとなると、気になるのは食費。中食を取り入れながらも節約することができたら嬉しいですよね。

    2.知っていればすぐできる、ちゃっかり節約術

    遠藤さんが取り入れている中食の節約術は“高い商品と安い商品の組み合わせ”とのこと。
    「デパ地下の惣菜サラダは美味しくて、見た目も素敵だけれど、値段が高いのが難点。家族が満足できる分量を買うとびっくりするお値段になっちゃいますよね」
    そんな時活躍するのが、スーパーやコンビニで売られているカット野菜です。ひと昔前まではサラダ用のカット野菜パックは、キャベツの千切りとカットレタス程度でしたが、最近では多種のベビーリーフの詰め合わせ、パプリカやレッドオニオンスライスなどが入った彩り豊かなものなど様々な種類が売られています。
    「これをデパ地下サラダに混ぜ込んだり、下に敷いたりすると一気にカサ増しができます。しかも、年間を通して価格が変わらないのも魅力です。野菜の価格が高騰している時はかえって安くつくこともありますよ」
    他にも、カルボナーラやサラダに温玉を乗せたり、パスタを電子レンジで温めるときに冷凍ホウレンソウなどの野菜を加えたりと、アイディア次第で“カサ増し術”は無限大です。とくに材料の品目が多い料理の場合は、このようなカサ増し術を使うことによって、手作りと比べて時間とお金の両方でお得になる場合があるので、ぜひ取り入れたいですね。

    3.急いでも安くても素敵に!豪華見せ術

    ペーパーナプキンやお皿の色を工夫して華やかさをUPした例。

    帰宅が遅くなった日は、「一刻も早く食事の準備をしなければ!」と気持ちが焦るものです。買ってきたお惣菜を適当な器に乗せて温めてテーブルに並べて……と、盛り付けもおざなりになりがち。すると、「あーあ、本当はもっと丁寧な暮らしがしたいのに!」とネガティブになることもあるでしょう。遠藤さんによると、そんな時でもちょっとした工夫をすれば、食卓が豪華に見えて、豊かさを感じられるのだそうです。
    「そんな日こそ、“お気に入りの器”を使ってください。それだけでも気持ちが豊かになりますね。それから、お皿の色や柄をうまく使うと、料理が華やかに美味しそうに見えますよ」

    《食べ物を美味しく見せるお皿の選び方》
    ■揚げ物のような茶色の食べ物を乗せる時には、パセリの替わりになるような緑の差し色があるお皿に乗せる。シンプルなお皿の場合は、カラフルなナプキンでも併用可。
    ■緑の枝豆を木の器に盛る、人参の胡麻和えを青磁のお皿に乗せるなど、お皿と食材を補色関係にする。
    ■お惣菜パンやサンドイッチはカットしたものを、カッティングボードに乗せる。

    また、盛り付け方も、少し気を配るだけで美味しそうになります。
    「よく言われることですが、パスタやサラダ、おひたしなどは“高さ”を出すと素敵に見えます。お箸で上手にできない時は手やトングを使うと、うまくこんもり山型にできますよ」

    「高さ」を出した、ポテトサラダの盛り付け例。

    その他、カットしたものをキレイに並べたり、お弁当用の可愛いピックを使ったりすると、写真を撮りたくなるほど見栄えします。
    「子どもにはご飯を型抜きしてあげるなど、ワンプレートでお子様ランチ風にすると喜ばれるでしょう。時には、写真に撮ることを意識して盛り付けると、見せ方が上達しますよ」

    ストックしておくと便利なプラスα食材

    中食を利用するとき、母心として気になることの一つに“味が濃い”というものがあります。また、やや甘すぎたり、こってりしすぎていたりと、好みの味付けでないこともあります。そんな時には、“無味の食材を追加する”ことで調整すると良いそうです。
    「そんな時、活躍するのが冷凍野菜と乾物です。無味の食材を加えた後に味を調整したり、七味唐辛子や胡椒などのスパイスを上手に使ったりすると美味しさもアップします」
    しかも、冷凍野菜や乾物は栄養価の面でも優れものなのだそう。
    「冷凍野菜は、茹でた瞬間に瞬間冷凍しているので、栄養価も落ちていません。保存料も使ってないので優等生食材なんですよ。乾物の良さは言わずもがなですが、使いづらいイメージがありますよね。でも、今は水に戻さなくてもすぐに使える高野豆腐など、扱いが簡単なものが増えてきました。ぜひ、トライしてみてほしいと思います」

    ストックにオススメ!冷凍食品&乾物

    ■冷凍食品
    ほうれん草、刻みオクラ、豚汁の具材などミックス野菜、コーン、枝豆、ブロッコリー、ミックスベジタブル、サラダチキン
    ■乾物
    わかめ、のり、水に戻さず使える高野豆腐、キクラゲ

    「買ってきた煮物を温めるときに追加したり、サラダに混ぜ込んだりするほか、インスタントの汁物の具材にもできますよ」
    “味なし”冷凍野菜と乾物で、不足しがちなお野菜を簡単に増やせるのもありがたいですね。

    無理せずポジティブに、食卓を楽しむことが大事

    最後に、子育てに、家事に、お仕事に、毎日頑張っているパパ・ママにメッセージをいただきました。
    「中食は、賢く使えば、時間と手間を節約して栄養のバランスも上手にとってくれる存在。工夫すれば家計を圧迫することもありません。“手抜きしちゃった……”と凹む方向にいくのではなく、“好きなものが食べられて嬉しいな”“いつもより時間を上手に使えたな”とポジティブに捉えてほしいですね。一人で献立を考えていると、どうしても献立が偏ってしまう傾向もあります。そんな時に食卓に変化もつけられるので、器や盛り付けなども工夫して楽しんでくださいね」
    家族が笑顔で食卓を囲む時間は、何よりのリフレッシュの時間。「明日も頑張ろう!」と思えるように、ハッピーな“中食使い”ができるといいですね。

    <プロフィール>
    遠藤文香さん
    フードスタイリスト、フードコーディネーター。料理本やファッション誌、WEBなど幅広いメディアで活躍中。旬の食材使いや器の選び方に定評がある。著書に『毎日のうつわ』(日本文芸社)

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