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2017年11月1日
20年間利益に非課税!「つみたてNISA」が子育て世代に向いている理由とは

    最近「つみたてNISA」ってよく耳にするな…と思っていたんです。そんなときに、初心者向けのセミナーがあると聞きつけた筆者。早速、「つみたてNISA」についてイチから学んできました。

    行ってきたのは、大和証券主催の朝活セミナーです。朝早い時間帯にもかかわらず、男女のビジネスパーソンの方でいっぱい。つみたてNISAが気になる方がこんなにいるなんて、心強い!

    お話してくださったのは、大和証券営業企画部副部長の長島さん。

    「今日は、10月から口座開設がスタートする『つみたてNISA』についてお伝えします。積み立て投資は有効な投資法ですが、さらに税制面での優遇がある制度です。『つみたてNISA』という言葉を聞いたことはあるけどよくわからない方もいらっしゃると思いますので、ベーシックな話を中心にお伝えしたいと思います」

    超初心者ですのでベーシックな話、とてもありがたいです!

    「まずは“なぜ積み立て投資がよいのか”という点から説明します。初心者の方は“投資のタイミング”がとても難しいですよね。『いつ買ったらよいのか』『それにあった資金をまずは貯めなくてはいけないのではないか』という悩みをよく聞きます。実はその悩みにこたえられるのが“積み立て投資”という手法なのです」

    積み立て投資のメリットとは?

    「投資商品は価格が変動します。不確実なものが上がったり下がったり、増えたり減ったりするのが“リスク”です。一般的にリターン(利益)の大きいものほどリスクが高くなります。『ハイリスク・ハイリターン』です。逆に、価格変動の幅や確実性が小さいものは『ローリスク・ローリターン』です」


    リスクとリターンのイメージ

    「このグラフのように、一番リスクが小さくてリターンも小さいものは預貯金です。右上に上がれば上がるほど、リスクとリターンが大きくなります。ハイリスク・ハイリターンですね。どの商品がいい悪いというのではなくて、リスクとリターンの関係を理解したうえで、どの程度リスクを許容できるのか、リターンがどれくらい享受できるのかを検討すればいいと思います」


    リスクの軽減(資産の分散)

    「この図のように、複数の商品を組み合わせるとリスクは抑えられます。Aという商品とBという商品を組み合わせることによって、AとBのばらつき(価格変動)が重なって、リスクが小さくなるのです」


    リスクの軽減(時間分散)。
    Aさん(毎月5万円ずつ投資、8カ月合計40万円)とBさん(40万円を一度に投資)の比較

    *当事例は手数料等を考慮していない仮定の数値であり、また将来の投資結果を予測・保証するものではありません。

    「リスクを抑えるもう一つの方法が積み立てです。このグラフのように、Bさんが、価格が1万円の時に40万円投資したとします。買えた口数は40口です。一方Aさんは毎月5万円ずつ8回にわけて買いました。1カ月目は価格が1万円だったので5口ですが、2カ月目は8500円になったので5.9口。3カ月目は7.1口。最終的には42.8口買えました。40万円を使って1回で買い付けるよりもたくさんの口数を買えたことになります。これを『ドルコスト平均法』と呼びます。でも、どんなときでもうまくいくとは限りません。一貫してずっと値上がりする商品の場合は、最初の安いうちにまとめて買った方が有利です。逆にずっと値下がりする場合、口数をたくさん買えても利益は出ません。一番よいのは、だんだん下がってその後上がるか、なだらかに上がったり下がったりしながら上がっていく形です。長期投資で積み立てる場合は、『上がったり下がったりするだろうな』というものに投資価値があると判断すればいいでしょう」

    20年間で800万円まで積み立てられる

    「値上がりをした利益や分配金には、一般的には20%(復興特別所得税のぞく)の税金がかかります。でも『NISA(少額投資非課税制度)』や『つみたてNISA』では、この税金がかかりません

    利益に税金がかからないことが、NISAのメリットなんですね。

    「始まって約4年がたつNISAは非課税期間が5年で、年間120万円が非課税の上限です。一方、つみたてNISAは2018年1月から開始され、非課税期間が20年、年間の上限は40万円です。20年と長期にわたるので、積み立ての効果を享受できます。40万円で20年間なので、合計で800万円積み立てることができます

    合計800万円!じっくり積み立てていけば、かなり大きなお金に育てられそうです。


    各種制度の比較

    つみたてNISAの開始は2018年1月からですが、2017年10月から申し込みをスタートしているそうです。

    「これは大事なポイントなのですが、現状のNISAとつみたてNISAは併用できません。今NISAを使っている方が来年つみたてNISAを使う場合は、NISAからつみたてNISAに変更する書類を提出する必要があります。もし2018年に通常のNISAを一度でも利用してしまったら、その年はつみたてNISAに変更ができません」

    毎年、NISAかつみたてNISAのどちらにするか選択する必要があるということですね。

    「一度つみたてNISAに変更して、また普通のNISAに戻ることも可能です。ただ、通常のNISAは今のところ6年後の2023年に終了する予定です。一方、つみたてNISAは来年からスタートして20年間続けることが約束されています


    つみたてNISAで投資した年から最大20年間、非課税の取扱いを受けられる

    「大和証券では、つみたてNISAに適した投資商品として『インデックス』と呼ぶ投資信託をラインナップしています。インデックスは『日経平均』などの“指数”に連動する投資信託です。『上がっているな』『下がっているな』と分かりやすく、またコストが低い点が特徴です。20年積み立てる場合、コストが低ければ、それだけ運用効果も高くなります

    つみたてNISAは、「積立投資」が前提なので、ご自身の好きなタイミングでは買えないそうです。

    「少なくても年に2回以上積み立てる必要があります。40万円で年に2回積み立てるとしたら、20万円×2。毎月積み立てるのであれば、月に3万3333円です」

    積み立てによるメリットと、税金がかからないメリットがあるつみたてNISA。20年という長い時間じっくり積み立てていけば、大きなお金に育てられそう…。ぜひ、検討してみたいと思います!

    文:ひがししょうこ
    撮影:清水真帆呂

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      少額投資非課税制度(NISA・つみたてNISA)および
      未成年者少額投資非課税制度(ジュニアNISA)に関する留意事項

      [共通事項]
      • NISA、つみたてNISA、ジュニアNISA(以下NISA制度)は、すべての金融機関を通じて、同一年において1人1口座に限り開設することができます。(金融機関を変更した場合を除きます。)
      • NISAとつみたてNISAは選択制であることから、同一年に両方の適用を受けることはできません。NISAとつみたてNISAの変更は、原則として暦年単位となります。
      • その年の非課税投資枠の未使用分を、翌年以降に繰越すことはできません。
      • NISA制度の損益は税務上ないものとされ、他の口座で保有する上場株式等の配当金、売買損益等と損益通算することができません。
      • 国内上場株式の配当金、ETF・REITの分配金は、証券会社で受取る場合(株式数比例配分方式を選択されている場合)のみ非課税となります。
      • 投資信託の分配金のうち、元本払戻金(特別分配金)は非課税であるため、NISA制度の非課税メリットを享受できません。
      • NISA制度以外の口座で保有されている上場株式等をNISA制度における口座に移管することはできません。
      • NISA制度における口座で保有されている上場株式等を、他の金融機関のNISA制度口座に移管することはできません。
      [NISAに関する留意事項]
      • NISAで購入できる金額(非課税投資枠)は年間120万円までです。銘柄の入れ替えやスイッチングも、買付金額分、非課税投資枠が消化されます。

        ※ 大和証券では、スイッチングのご利用はできません。

      [つみたてNISAに関する留意事項]
      • つみたてNISAで購入できる金額(非課税投資枠)は年間40万円までです。銘柄の入れ替えも、買付金額分、非課税投資枠が消化されます。
      • つみたてNISAをご利用いただくにあたり、定期的、継続的に積立投資を行なう積立契約をお申込みいただく必要があります。
      • 20年の非課税期間経過後、翌年の非課税投資枠に保有商品を移管することはできません。
      • つみたてNISAにかかる積立契約により買付けいただいた投資信託の運用管理費用(信託報酬)等の内容については、原則年1回お客さまへ通知いたします。
      • つみたてNISAに累積投資勘定を設けた日から10年経過した日、および同日の翌日以後5年を経過した日(以下基準経過日)ごとに、つみたてNISAを開設いただいたお客さまのお名前・ご住所について確認させていただきます。なお、基準経過日から1年以内に確認ができない場合、つみたてNISAへの上場株式等の受入が出来なくなります。
      [ジュニアNISAに関する留意事項]
      • ジュニアNISA口座開設後は金融機関の変更ができません。(廃止後の再開設は可能です。)
      • 口座開設者が18歳になるまで※1に、ジュニアNISAから払出しを行う場合は、過去の利益に対して課税され、ジュニアNISAを廃止することになります。※2

        ※1 3月31日時点で18歳である年の前年12月31日まで

        ※2 災害等やむを得ない場合には、非課税での払出しが可能です。(このときもジュニアNISAを廃止することになります。)

      • ジュニアNISAにて運用される資金は、口座開設者本人に帰属する資金に限定されます。
      • ジュニアNISAで購入できる金額(非課税投資枠)は年間80万円までです。銘柄の入れ替えやスイッチングも、買付金額分、非課税投資枠が消化されます。

        ※ 大和証券では、スイッチングのご利用はできません。

      *今後、法令・制度等が変更された場合、記載内容が変更となる可能性があります。(2017年9月現在)

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      関連サイト

      • 大和証券
      • プラチナくるみん