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2017年9月1日
節約のつもりが逆効果!失敗しがちな家計節約法4つ

    節約を頑張っているのにお金が貯まらない。それどころか逆に減っている気がする……。それはあなたが悪いのではなく、あなたが選んだ節約法が間違っているのかもしれません。

    そこで「よく耳にするけど実は失敗しがち」という節約法の間違い・勘違いをご紹介。自分が失敗パターンにハマっていないかよーくチェックしてみてください。

    1.毎日節約はむしろ逆効果?

    節約といえば食費などを日々努力して減らすこと。そう思い込んで「買い物のたびに出費を減らそう」と頑張っていませんか?

    「少し安いからこっちの商品に」と10円、20円の違いを細かく気にしていても、節約できる金額はさほど大きくありません。逆にこうした努力でストレスがたまったり、期間限定のセールなどで少し安くなっているからと、今は不要な品物を勢いで買ってしまう危険性もあります。手当たり次第に「何でも節約」、というのは失敗しがちな節約法の代表例なのです。

    節約を意識したら、まず大きく減らせる出費がないかを探しましょう。銀行の通帳やクレジットカードの明細書などを見て、何となく契約したままの会員制サービスなど「定期的な出費で実は不要なもの、もっと減らせるもの」を探してみるのがおすすめです。

    2.節約の王道、「まとめ買い」の盲点

    「まとめ買いで節約」も意外に失敗しがちなやり方です。定期的に確実に使う品物ならよいのですが、そうでない場合は保管場所を取るだけで、いつの間にか消費期限が来て無駄になったというケースも出てくるでしょう。また、お菓子や日用品などをまとめ買いしてストックしておくと、「たくさんあるから」といって安易に食べたり使ったりしてしまう可能性が高く、逆効果になるケースが多いのです。

    まとめて買う際には、「持ち帰っても保管場所はあるか」「きちんと使い切れるか」といったことを考えた上で買うようにしたいものです。

    3.出費を減らしているつもりが、逆に増えている?

    ネットショッピングでは、一定金額以上を買うことで送料が無料になるケースが多いですね。それにつられて今買わなくていいものまでカートに入れて一定金額を満たし、「これで送料節約!」と思い込んで購入ボタンを押す。このケースは節約にならないことがほとんど。余計なものを買っているに過ぎません。これを防ぐには品物を選ぶときに「送料がかかっても本当にこれが欲しいか」を考えること。送料がかかるなら要らない、というものはもともとムダなものなのです。

    4.クレカや電子マネーは、出費増の根源

    普段の買い物でもクレジットカードを使えば何を買ったか履歴が残るし、プリペイドの電子マネーならチャージした額しか使わないから安心。そう考えていませんか。しかしこれは夫婦それぞれで支出を管理する部分が増え、節約を難しくする原因にもなります。

    Aさんのご家庭はお小遣い制にしていて、月に一定額の現金を妻から夫に渡していました。ところが、夫がクレジットカードをどんどん使ってお小遣い以上のお金を使ってしまうためお小遣い制は破たん。赤字家計からなかなか抜け出せませんでした。

    Bさんのご家庭では、2人ともスーパーやコンビニなどで電子マネーをよく使っているので、合計すると2人で月数万円にもなっていました。オートチャージ(残高が一定金額以下になると自動的にチャージされる)にしているため、そんなに使っている意識がなかったとのこと。電子マネーはお金を使っている意識が希薄になりがちですが、1回あたりの利用が少額でも、それが続けば積もり積もって大きなお金になるので、要注意なのです。

    この失敗から脱出するには、“お金が出ていくとき”ではなく、“入ってくるとき”に目を向けることが重要です。つまり、貯蓄分を先取りして貯めてしまうのです。お給料が入ったらすぐに、手取り額の1割〜2割を貯蓄専用口座に別取りしてしまいましょう。そうすれば細かく家計簿をつけなくてもお金はしっかり貯まっていくというわけです。

    さらにクレジットカードや電子マネーを使って節約を考えるなら、クレジットカードを使うのは固定費(毎月定期的に支払うもの)だけに絞ったり、流動費(食費や洋服など)は専用のカードを使って、カード引き落とし口座を、普段の口座とは別にして管理したりするのもよいでしょう。また、電子マネーは1カ月あたりに使ってもいい金額を、自分で決めておくとよいと思います。いずれも、うっかり使いすぎるのを防ぐことができます。

    忙しい人こそ、できるだけ簡単で効果の高い節約法を

    これまで紹介した失敗事例からわかるのは、効果的に節約するには日々の小さな出費を削るより、まず貯蓄分を確保すること。そして、流動費(日々の食費や日用品代など)を削るよりも、先に固定費(毎月一定額出ていくお金)の見直しが重要ということです。

    もちろん現金だけでなく、クレジットカードや電子マネーなども含めて、お金が知らず知らずのうちに出て行っていないかも、併せてチェックしておくとよいでしょう。

    ただし、目的もなく「ひたすら節約する」のは、精神的にもつらくなってしまいます。家族でよく話し合って「何のためにお金を貯めたいのか」、そのために「どんなところを削ったらよいのか」という方向性をすり合わせておきましょう。

    そして、先に貯蓄分を別取りすることで貯蓄をしっかり確保できていれば、「自分ばかり節約している」「夫(妻)も、もっと節約してくれればいいのに」などとイライラすることも減るでしょう。貯蓄分がどれだけ増えたかを家族で共有できれば、ついお金を使いすぎてしまう夫(妻)も、「貯蓄をもう少し増やしたいね」と協力的になってくれるはずです。

    ぜひ、夫婦で話し合いながら進めてみてくださいね。

    文:ファイナンシャルプランナー 西山美紀

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