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2017年6月2日
貯まる共働きと貯まらない共働き、違いは「ボーナスの使い方」にあり

    ボーナスをどう使うか楽しみにしている人も多いと思います。しかしボーナスをどのように使うかが、お金が貯まる家庭になれるかどうかの大きな分かれ道だとご存じでしょうか。「お金が貯まらない」と悩んでいる方や「もっと貯めたい」という方に向けて、ファイナンシャルプランナーの筆者がアドバイスします。

    夫婦ともにボーナスが出る場合はどうしたらいい?

    まず夫婦共働きで、夫婦ともにボーナスが出る家庭ではどうしているでしょうか?
    よくあるパターンとして、大きく分けて次のような3つのパターンがあると思います。

    Aパターン:夫婦それぞれに出たボーナスを、夫婦それぞれが自由に使う(使い切る)
    Bパターン:夫婦それぞれがある程度(例えば半分や3分の1といった割合か、10万円と20万円などのように金額を決めて)貯めて、残りを自由に使う
    Cパターン:夫婦の片方をすべて貯蓄して、もう片方を夫婦で考えて使う

    いかがでしょうか。

    <Aパターンの特徴>
    Aパターンは、比較的収入が高いご家庭で見られます。「仕事をがんばったんだから、自分で全部使ってもいいよね」と、貯蓄を意識せずに使ってしまうのです。確かに思い切って気分よくお金を使えるのはメリットと言えるかもしれませんが、せっかくたくさん貯蓄できるチャンスを逸してしまいます。

    しかも、夫婦のうち片方が貯蓄しようと思っていても、相手が全部使おうとしていることがわかったら、「自分だって全部使ってしまおう」という気持ちになってしまうもの。また、夫婦のうちどちらかがボーナスが少ない場合などは、不公平感を覚えてしまうかもしれません。さらには「相手にバレると思いきり使えないから、ボーナスの金額を隠そう」なんていう気持ちがわいてくる可能性だってあります。

    いずれにしてもデメリットが非常に多いので、「ボーナスは夫婦ともに全部使う」というAパターンは、改善するようにしましょう。

    <Bパターンの特徴>
    Bパターンは、夫婦それぞれがある程度(例えば半分や3分の1といった割合、10万円と20万円などのように金額を決めて)貯めて、残りを自由に使うという方法。これはオススメのパターンです。

    なぜなら、夫婦ともに「しっかり貯めた後に、残ったお金を使う」というお金の流れを意識でき、確実に貯められるからです。また、ボーナスでしっかり貯めておけると、年間貯蓄額が大きくアップします。できれば夫婦で「お互いどれくらいボーナスが出たか」「どれくらい貯めようと思っているか」ということも話し合えるといいですね。割合としては、それぞれボーナスの半分くらい貯められると理想的です。

    <Cパターンの特徴>
    Cパターンは、夫婦の片方をすべて貯蓄して、もう片方を夫婦で考えて使う方法。こちらもオススメできます。なぜならお互いのボーナスの金額をしっかり把握し、どう使うかを話し合えているからこそ、このパターンを選んでいる方が多いからです。例えば妻が「私のボーナスの分は全部貯蓄するから、あなたの分は一部貯めて、残りを使おう」などという話をすれば、夫婦ともに納得して貯めること、使うことができます。

    ただし“貯める側”のボーナスが少ないと、貯める金額も少なくなってしまうので注意。その場合はもう一人の方のボーナスも、一部貯めることを意識しましょう。

    また、もし妻(あるいは夫)が貯める担当となったとしても、貯めたお金は妻(夫)のものというわけではなく、「夫婦共有の貯蓄」という意識が大切です。夫婦でボーナスが出たら、BパターンかCパターンのどちらで貯めるのか、よく話し合って決めたいですね。

    夫婦のうち1人だけボーナスが出る場合は?

    夫婦のうち、どちらか一人だけボーナスが出るご家庭もあると思います。その場合は、ボーナスが出る夫(または妻)だけが独り占めしないように注意。ボーナスが出る方だけ自由にお金が使えるという不公平感が残りますし、「貯めた残りを使う」という計画的なお金の使い方が身につかないからです。

    ボーナスが出たら、夫婦で「今回のボーナスの金額はこれだよ」と共有し、「どれくらい貯めようか」「残りは何に使おうか」などと、お互いが納得のいくまで話し合うようにしましょう。

    ボーナスは大きな貯め時

    ボーナスは毎月の収入に比べると一度に大きな金額が手に入ります。その金額を月収から少しずつ貯めて達成しようとしたら、何カ月も何年もかかるはずです。

    ボーナスが出た時は大きな貯め時。今必要なものを買おうとするばかりではなく、「5年後」「10年後」を考えて、使うのを先送りにしておくのも大切です。

    特に、子どもが大きくなるにつれて、学費や塾代、お小遣い、食費、部活動費など、さまざまな出費が増えていきます。そのときになって「子どもが小さいうちに貯めておけばよかった」「先のことをもっと考えておけばよかった」などと後悔することのないように、子どもが小さくて出費が少ない今のうちから、ぜひ将来を見据えて貯蓄しておくようにしたいですね。

    文:ファイナンシャルプランナー 西山美紀

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