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2017年4月7日
利用者急増!ファンドラップをゼロから学ぶ

    ロボットが最適な資産配分を提案、あとは証券会社にお任せで国際分散投資が可能に

    前回の記事「月額1万円の積立投信を買ってみた!」では、ついに、積立型の投資信託を購入しました!マネーについてますます興味が出てきた筆者。今回は、日経DUAL主催のセミナーに参加して、最近よく耳にするようになった「ファンドラップ」について学びます。

    中学の塾代に420万円もかかるなんて!

    月1万円の投資信託の積み立てをスタートし、「お金についてもっと詳しくなりたい!」と思った筆者。日経DUALの編集部から、「今度、今話題のファンドラップの講演があるよ」と教えてもらい、早速勉強しに行ってきました。


    大盛況だった「子育てファミリーのための教育費とお金のセミナー」(主催日経DUAL、協力大和証券)

    参加したのは、2月に開催された日経DUAL主催「子育てファミリーのための教育費とお金のセミナー」。このセミナーで、「ネットで診断!今のライフプランで無理なく教育資金を貯めるには?」と題して、大和証券ラップコンサルティング部の勝浦由紀子さんが、ファンドラップについて講演しました。


    「教育費は思ったよりかかるので、子どもが小さいときこそ、貯めるチャンス」と語る勝浦 由紀子さん

    勝浦さんもデュアラーで、中学3年生の男の子と小学1年生の女の子がいらっしゃるそう。講演は、ご自身の教育費に関する経験談からスタートしました。

    「今15歳の上の子は認可外の私立保育園に1歳ごろから通い、月額6万円ほどだったので、約5年間でトータル360万円。小学校は公立に行き5年生から塾に行ったら、6年間でざっと265万円。中学校は公立で学費はそれほどかかりませんが、塾の費用が月に6万円ほどで、夏期講習や冬期講習が十数万円。塾の出費は3年間で420万円ほどです。下の子も同じようにかかることを考えると、2人あわせてトータルで3000万円くらい必要になります。子どもが小さいときは正直ここまでかかるとは思っていなかったので、お子さんが小さいときこそ貯めるチャンスだと思います!」(勝浦さん)

    公立に行けばそれほどかからないだろうと思い込んでいましたが、中学の塾代に420万円もかかるなんて!今は月1万円ほどの投資信託を積み立てているけれど、もっと真剣にお金を準備していかねば…と、思わず前のめりになりました。

    ロボ・アドバイザーを初めて体験

    勝浦さんは次に、「ロボ・アドバイザー」(今流行のAIみたいです)による無料診断を紹介。大和証券のホームページで公開しているもので、「ライフプランニング」「資産運用プランニング」「リスク許容度診断」の3種類があります。講演会場では、「資産運用プランニング」を勝浦さんの説明を聞きながら各自のスマホを使って操作していきました。


    ロボ・アドバイザーの無料診断を初めて体験。
    皆さん真剣でした

    資産運用の目的を選び、何年後に何万円貯めたいかという希望を入れて、現在準備している金融資産(当初資金)と今後予定している積立の額を入れると、資産運用のシミュレーション結果が表示されます。


    「資産運用プランニング」の画面例。
    資産運用の目的、何年後に、何万円貯めたいか、現在の金融資産、予定している積立額を入力する

    私は上の子が小学1年生だから、まさに10年後に300万円の資金を確保したい。今その準備として手元にあるのは預貯金100万円で、毎月の積立金は最近投資信託の積み立てを始めたから、その1万円を入力して「次へ」を押すと、次のような結果に---。


    「資産運用プランニング」のシミュレーション結果。
    目標資金の確保のためには、少なくとも4.4%の運用利回りが必要になることが明らかに

    赤のラインが目標額で、青いラインが現在の資産運用プラン。今の状態では「少なくとも4.4%の運用利回りが必要になります」かあ…。もう少ししっかり貯めていかないとなあ…。子どもも2人いるし。

    さらに「次へ」を押すと、最適な運用スタイルを提案してくれます。私の場合は「バランス運用スタイル」でした(あとで数字を変えて、いろいろ試してみよう)。


    最適な運用スタイル(日本株式や海外株式、日本債券、海外債券など各資産の最適な配分)を提案してくれる

    公的年金と同じことを証券会社がやってくれるのがファンドラップ

    参加者がスマホとにらめっこしていると、「このようにロボ・アドバイザーが皆さんに最適な資産運用スタイルを提案し、その通りに、大和証券が皆さんに代わって運用するのが『ダイワファンドラップ オンライン』です」と勝浦さんが話し始めました。

    勝浦さんによると、最近「ファンドラップ(ラップ口座)」は急成長しているそうです。「ファンドラップの契約資産残高は2013年9月末は1兆267億円だったのが2016年9月末は6兆1987億円と、この3年間で約5倍に増えています」。確かに、テレビCMなどで「ファンドラップ」という言葉はよく聞くようになりました。

    「ファンドラップは、公的年金の運用に似ている」と勝浦さんは言います。「公的年金では法律上、長期的観点で安全かつ効率的な運用を行うことが求められています。これを実現するために、日本株式、外国株式、日本債券、外国債券に“国際分散投資”をしています。その結果、累積収益は42兆5644億円にも上っています。国際分散投資で、しっかりもうけを出しているのです。同じこと(国際分散投資)を証券会社がやるのが、ファンドラップだと思っていただけたらと思います」(勝浦さん)

    日本株式や外国株式、日本債券や外国債券などの資産のうち、どれが1年間で一番儲かったのかというランキングを見てみると、その顔ぶれは毎年大きく変動しているそうです。「どれが1位になるかを当てるのは本当に難しい。でも分散投資の順位は大きな変動もなく、累積リターンも3位になっています」(勝浦さん)


    過去10年間の各資産の単年ベースの騰落率
    (円ベース、年末値比較)。
    各資産のインデックスは、日本株式:TOPIX(配当込)、外国株式:FTSE世界株指数(日本を除く)、日本債券:DBI総合、外国債券:シティ世界国債インデックス(日本を除く)、日本REIT:東証REIT指数(配当込)、外国REIT:S&P先進国REIT指数(日本を除く)、コモディティ:RICIトータルリターン・インデックス

    勝浦さんは、入社したときに上司に言われた「この地球上からお金は絶対に出て行かないんだよ」という言葉が強く印象に残っているそうです。「主役は常に変わり、お金が移っているだけ。ですから、幅広く分散投資することが大切になります」

    さらに、日本と海外の株式、日本と海外の債券などに分散投資するファンドラップは、“世界経済を丸ごと買うようなイメージ”と強調します。「世界経済は1980年は11兆ドルでしたが、2015年には73兆ドル、2020年は91兆ドルになると言われ、どんどん成長しています。少しでも早く分散投資を始めることで、世界経済の成長にあわせて資産を増やしていくことができます」。理に適った説明に、思わずうなずいてしまいました。

    最適な資産配分をロボ・アドバイザーが提案

    ファンドラップでは、最初にどの資産(日本と海外の株式、日本と海外の債券、日本と海外のREITなど)をそれぞれ何%持つかという「資産配分」を決めるそうです。

    「でも、どれかが値上がりして、どれかが値下がりしたら資産配分は変わってしまいます。例えば、契約では日本株式の比率が20%だったのに、日本株式が値上がりして30%になったら日本株を売却して比率を20%に戻します。これを“リバランス”といいます。毎月月末に比率にズレがないかをチェックして、一定の割合以上にずれていたら月初に自動的に売り買いが行われます。リバランスにより、最初の資産配分の割合がキープされるわけです」(勝浦さん)

    この資産配分の提案を、「ダイワファンドラップ オンライン」の場合は、講演の冒頭で試した「ロボ・アドバイザー」がやってくれるそうです。「インターネットを通じてロボ・アドバイザーが、皆さんに最適な資産配分(運用スタイル)を提案します。運用スタイルは全部で約40あり、運用スタイルのリスク水準は“より安定”から“より積極”まで7段階あります。変動が小さい半面、リターンも抑えられる『安定運用スタイル』でも、リーマンショック直前に購入した50万円が現在70万円くらいになっています。手数料を差し引くと66万円くらいです」

    ダイワファンドラップ オンラインは、すべてインターネットの手続きで完了するのでお店には行かなくてもいいそうです。「契約金額は50万円以上で、手数料は年間で資産残高の1%+消費税です。あとは投資信託を購入するときに0.3%前後の信託報酬という手数料がかかります。投資信託の場合、購入者全員が同じレポートを受け取りますが、ファンドラップの場合はその人専用のレポートを作成してくれることも特徴です」(勝浦さん)

    自分で投資信託を選ぼうと思うと、たくさんあるのでどれにしたらよいのかと迷うけれど、ファンドラップなら、50万円というまとまったお金は必要ですが、自分の最初の希望にあわせて選んでもらえて手数料も低め。ファンドラップか…今まで考えたこともありませんでしたが、少し気になってきました。

    文:ひがししょうこ
    イラスト:鎌田多恵子

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