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2016年12月2日
値下がりしても大丈夫?投信積立の秘密

預貯金ではお金を増やせない今の状況の中で、家計にゆとりをもたらすには、投資信託など預貯金以外の金融商品に投資することも考えなければなりません。でも、投資信託などは元本保証ではなく、買ったときより値下がりすることもあります。そんなときどうしたらいいのでしょうか。

どうして価格が上がったり下がったりするの?

投資信託は多くの人から集めたお金で「ファンド」を作り、それを専門家が複数の株や債券、不動産(REIT)などで運用する仕組みです。つまり、ファンドの中身は株や債券やREITというわけです。何で運用するかはファンドごとに決まっています。例えば、「日本の株で運用するファンド」、「海外の債券で運用するファンド」といった具合です。では、ファンドの価格はどうやって決まるのでしょうか。

株とREITは証券取引所で土日祝日を除いて毎日取引されていて、その間、個々の株やREITの価格は刻々と変わっていきます。債券もやはり毎日取引されていて、価格は日々変動します。

一方、投資信託は、各ファンドが保有している資産の合計額をもとに算出した「基準価額」が取引価格になります。

例えば、日本の株で運用するファンドの場合、保有する株の中には前日より値上がりするものもあれば、値下がりするものもあります。そこで、1日に1回、保有している株の価格を合算してファンド全体の資産額を求め、そこから基準価額を計算します。
海外資産に投資するファンドの基準価額は、為替の影響を受けます。保有する資産の外貨建ての価格を円に換算して基準価額を求めるからです。

このように投資信託は、ファンドが保有する株、債券、REITの価格が変動したり、為替相場が動いたりすることによって基準価額が毎日変動します。
したがって、買ったときより基準価額が高いときに売れば、その差額が利益となります。逆に、買ったときより低い基準価額で売れば、損失が生じることになります。

値下がりしたとき、どうしたらいい?

預貯金では、預けた金額(元本)は値下がりも値上がりもしません。一方、投資信託は、値上がりすることもあるし、値下がりすることもあります。自分の買った金融商品の価格が値下がりするという経験をしたことがない人は、値下がりを怖がったり、絶対に避けたいと思ったりしがち。でも、ファンドの基準価額の変動は避けることはできません。ですから、最初は値下がりしても大きな影響を受けないように、少ない金額で購入して値動きに慣れるとよいでしょう。

買ったファンドが値下がりしたときは、どうしたらよいでしょうか。
一番大切なのはあわてないことです。値下がりしても、そこで売却しなければ損失は生じないからです。短期的には値下がりしても、長期的には値上がりしていくこともあるので、しばらく様子を見てみましょう。ただし、すべてのファンドを値上がりするまで、ずっと持ち続けることがベストとは限りません。「●●%以上値下がりしたら解約する」といったルールを最初には決めておくなど、リスクの管理も検討しておきましょう。

積立なら値下がりも味方にできる

投資信託の値下がりを味方にする方法もあります。それは積立投資です。投資信託の積立は、決まったファンドを毎月決まった金額で自動的に買っていきます。そうすると、基準価額が高いときは買える口数が少なくなりますが、基準価額が低いときは買える口数が多くなり、保有口数が増えます。そして、その後に値上がりした場合、増えた口数全体が値上がりすることになり、資産の増え方が大きくなるのです。

価格が上がったり下がったりするたびに、喜んだり悲しんだりするのではなく、長期的な視点で値動きと上手につき合っていくのが“投資”です。積立投資を活用しながら、じっくり資産を育てることを考えましょう。

文:ファイナンシャルプランナー 馬養雅子

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