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2016年11月4日
まとまったお金がなくても大丈夫!10万円から始める資産運用

お金を増やすには資産運用が必要な時代に!

日本では長く超低金利の状態が続いています(図1)。「預貯金だけではお金を増やせない」ことは、もはや誰もが知っていることと言ってもいいでしょう。
将来に備えてお金を増やすためには、ある程度のリスクを引き受けて運用する必要があることに気づいている人も多いはず。にもかかわらず、「うちには資産運用にまわす余裕がないから…」と、最初の一歩を踏み出せずにいるのではないでしょうか。

でも、諦めることはありません。例えば、10万円など比較的手軽な金額から資産運用を始めることもできるのです。

資産運用に回していいお金とは?

ただし10万円といっても生活するために必要なお金や貯蓄したいお金など様々。どのようなお金ならば、資産運用にまわすことができるのでしょうか?
結論から言ってしまうと、資産運用は、当面は使う予定のない「余裕資金」で行なうことが大切です。

私たちが暮らしていくうえでは、生活資金、教育資金、住宅(取得)資金、老後資金という、大きく分けて4つの資金が必要です。このうち、生活資金は、毎日の暮らしに必要なお金であり、必要なときにはすぐに用意できなければ困ります。教育資金や住宅資金は、例えば「大学入学」や「3年後に頭金を500万円払ってマンションを買いたい」など、そう遠くない将来に使う予定があるお金と言えます。
これに対し、老後資金は、将来に備えるためのお金です。当面は使う予定のない余裕資金と言い換えることもできるでしょう。

この中で生活資金は、リスクを引き受けて運用することには適していません。一方、老後資金は、運用して増やすことを考えたいお金と言えるでしょう。教育資金や住宅資金も、「子どもがまだ小さく、使うまでに10年以上の期間がある」「マイホームは欲しいけれど、買うのは5年以上先」など使うまでに5〜10年以上の期間があるなら、超低金利の普通預金や定期預金に預けたままにしないで、運用にまわすことを考えてもいいかもしれません(表1)。

10万円をどんな商品で運用する?

では実際に10万円で資産運用を始めるとしたら、どのような商品を選ぶのがいいのでしょうか。
使う時期が決まっている教育資金や住宅資金は、投資したお金が大きく減る心配がなく、かつ必要なときに現金化できることを前提に商品を選ぶといいでしょう。活用したい商品としては、例えば個人向け国債などが考えられます。

個人向け国債は、国が発行する債券で、利子と元本の支払いは国が責任を持って行ないます。 半年ごとに適用する金利が変わる10年満期の「変動10年」と、満期まで金利が変わらない5年満期の「固定5年」、同じく3年満期の「固定3年」があります。いずれも1万円と手軽な金額から購入することができ、最低でも年率0.05%の金利が保証されるという安心感もあります。発行後1年経過すれば、いつでも中途換金できますが、ペナルティとして直前2回分の利子相当額(税引き前)が差し引かれることも頭に入れておきましょう(表2)。
教育資金であれば学資保険、住宅資金ならば住宅財形貯蓄など、預貯金よりは金利がよく、しかも安定して増やすことができる商品を活用することも考えられます。

余裕資金の10万円を運用するには?

余裕資金の10万円は、ある程度のリスクを引き受けながら、増やすことを考えてみましょう。活用する商品としては、例えば投資信託などが考えられます。
投資信託は、1万円など手軽な金額から投資できる商品です。投資対象には、日本国内の株式、海外の株式、日本国内の債券、海外の債券、さらには国内や海外のREIT(不動産投資信託)、原油や金属などの商品(コモディティ)などがあり、国内外の株式や債券など複数の投資対象に分散して投資するものもあります。

また、運用方法の違いによって「インデックス型の投資信託」と「アクティブ型の投資信託」があります。インデックス型は、日本を代表する225社の株価の全体の値動きを表す日経平均株価などの「株価指数」に連動するよう運用されます。これに対し、アクティブ型は、運用の専門家が、株式市場や企業に対する調査の結果や予測などをもとに、株価指数を上回る収益を得ることを目指して運用します。

投資に関する先人の経験を基にした「投資格言」のひとつに、「卵はひとつのカゴに盛るな」があります。これは、卵を1つのカゴだけに盛ると、カゴを落としたときに全部の卵が割れてしまうかもしれないけれど、複数のカゴに分けておけば、1つのカゴを落としても他のカゴの卵は影響を受けずに済むというものです。日本株だけ、海外債券だけなどひとつの投資対象だけに絞ると、その投資対象が値下がりしたときに大きな影響を受ける可能性もあります。そうならないよう複数の投資対象に分散すること(資産分散)と、タイミングを分けて投資すること(時間分散)が大切です。

なお、初心者は、新興国だけに投資対象を絞ったもの、ある国の不動産だけなど特定の資産のみに投資するものといった、ハイリスク・ハイリターンな投信を選ぶことは避けたいもの。また、FX(外国為替証拠金取引)なども少額から始められますが、投資に慣れた人向けの商品なので、初心者は手出ししないほうがいいでしょう。

10万円は運用のきっかけ、本来は目標に合わせた金額で資産運用を

ここでは資産運用を始めるきっかけとして、10万円で運用をすることを例に挙げました。ですが、将来必要なお金や必要になる時期は、それぞれの家庭によって異なります。つまり、各家庭が自分たちのライフプランとマネープランを考え、それに適した資産運用を考えることが重要です。

加えて、「リスク許容度」と言い、「どのくらいまでなら投資元本がマイナスになっても生活に支障が出ないか」もそれぞれに異なります。子どもの教育支出がかさむ時期には運用に充てるお金を減らして教育費に回し、社会人になったら自分たちの老後資金のために運用額を増やしてみるなど、その時々で運用にまわす金額を増減する工夫も必要かもしれません。

例えば大和証券の「カンタン!つみたてシミュレーション」を使うと、毎月の必要積立額や必要な想定利回りを、文字通りカンタンに試算できます。家族で話し合いながらいろいろとシミュレーションし、自分たちのライフプランとリスク許容度に適したプランで資産運用を始めてみませんか?

執筆:ファイナンシャル・プランナー 大山弘子

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