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2016年6月3日
家族のお金を増やしたい!上手に投資を始めてみるには

マイナス金利やインフレ…貯蓄だけでは資産が目減りする

家族が安心して暮らしていくためには、日々の家計を赤字にしないことと同時に、将来まとまったお金が必要となるイベント、例えばマイホームの購入や子どもの大学進学などに必要なお金を計画的に貯蓄していく必要があります。

こうした費用を準備しながら、さらに家計にゆとりをもたせるためには、お金を増やすことも考えたいものです。でも、日本では長引く低金利で預金の金利は0.1%にも満たない状態が続いています。そのうえマイナス金利が導入されて預金金利はさらに下がり、貯蓄ではお金を増やすどころか、ATMの時間外手数料で元本割れしてしまう状態です。

一方で、日本銀行(日銀)はインフレ率を2%にすることを目標にしています。これが実現すると、物価が毎年2%ずつ上がっていくことになるので、預金金利が2%を下回っていると預金の実質的な価値は目減りしていきます。

これからの時代、「貯める」ことだけ考えていては家計が立ちゆかなくなることも考えられるわけです。そこで考えたいのが資産の運用。預貯金以外の金融商品に投資することです。

家族のためには“草食系”の投資

長期間で少しずつ

投資というと、ものすごく儲けなければいけないと思いがちですが、家計にゆとりをもたらすため、あるいはインフレに負けないための投資であれば、資産を何倍にもする必要はありません。数パーセントの利回りでも、期間を長くとることによって少しずつお金を増やしていくことが可能です。

下のグラフは100万円を運用したときの利回りによるお金の増え方の違いです。利回りが0.1%だと20年たってもお金はほとんど増えません。でも仮に3%で運用を続けられたとすると、10年後は約134万円、20年後は約181万円になります。5%なら、10年後は約163万円、20年後は約265万円というふうに、増え方が大きくなります。

少額からも始められる

投資はまとまったお金がないとできないと思っている人も多いのですが、そんなことはありません。投資信託なら1万円前後で購入することができます。また、投資というと株などを売ったり買ったりするイメージがありますが、時間をかけて資産を増やしていくのであれば、ひんぱんに売り買いする必要はありません。

積立ができる

さらに、貯蓄と同じように、投資も積立ができます。少ない金額でもコツコツと積み立てていくことによって、資産を着実に増やすことが可能。値動きのある金融商品を積立で購入していくことは、値下がりリスクを抑えることにもつながります。

家族のお金を増やすのが目的なら、多くの人がイメージするギャンブル的な“肉食系”の投資ではなく、リスクを抑えながら時間をかけて資産を増やす“草食系”の投資が向いています。

家族のためのコツコツ投資におすすめの金融商品

預貯金以外の金融商品に投資するといっても、株、債券、投資信託、外貨預金などいろいろある中で、何を選んだらよいのでしょうか。家族のためのコツコツ投資におすすめなのは投資信託です。

その理由として、

・1万円前後で買える
・多くの金融機関で購入し、積立ができる
・1つの商品(ファンド)を通して複数の株や債券などに投資することになり、ファンドそのものの値動きが抑えられる
・日本や世界の株や債券、不動産などに幅広く投資することができる

といった点が挙げられます。

子育てしながら始める積立投資

子育て中の夫婦の場合、今ある貯蓄はマイホームの購入資金や将来の教育費、急な病気やケガ、自然災害などに備えてキープしておきたいもの。なので、投資を始めるにあたっては、すでにある貯蓄を取り崩すのではなく、これから入ってくるお金を投資に回すとよいでしょう。

1万円や5000円から始める積立

例えば今、毎月3万円貯蓄に回しているなら、そのうちの1万円を投資信託の積立にするといったやり方です。1万円を捻出するのが難しければ、5000円から積み立てられる商品や金融機関を利用する手もあります。

自動引き落としで手間いらず

投資信託の積立は、多くの証券会社や銀行でできます。お給料の振り込み口座がある銀行を利用すれば手軽です。将来、株や債券、REIT(不動産投資信託)など、投資信託以外の金融商品も利用したいと考えているなら、証券会社が向いています。給与振込口座のある銀行と提携していて、その口座から自動引き落としで積立ができる証券会社ならば、振替の手間がなく便利です。

投資目的から商品を選ぶ

投資信託は商品(ファンド)の種類が多いのですが、どういうものを選んだらよいかは、投資の目的が何であるかによって絞られてきます。家族のために時間をかけてコツコツと資産を増やすという目的をはっきりさせて証券会社・銀行の窓口で相談するか、ネットの証券会社のサイトなどにあるフローチャートなどを使ってファンドを選びます。

日本の株あるいは先進国の株に投資するインデックスファンド(特定の指数に値動きが連動するよう運用されるファンド)や、日本と世界の株と債券に投資するバランスファンドなどが候補になるでしょう。

半年や1年ごとに運用状況をチェック

ファンドと積立金額を決めて証券会社または銀行で手続きをすれば、毎月自動的にそのファンドを買っていくことになります。あとは半年または1年ごとに運用状況をチェックすればOKです。

夫婦で別々のファンドを購入して資産分散

ファンドと積立金額は夫婦で相談して決めるとよいですね。共働きなら、夫婦が別々のファンドを積立購入することも考えられます。例えば、夫は日本株インデックスファンド、妻は先進国の債券に投資するインデックスといった具合です。それによって、世帯全体で資産を分散することができます。

投資信託の積立は、短期間に大きな値上がりを狙うものではなく、時間をかけて資産を増やしていくためのものです。早く始めれば、それだけ運用できる期間が長くなり資産を増やす効果が高まります。始めようと思ったら、すぐに始めることをおすすめします。

執筆:ファイナンシャルプランナー 馬養雅子
大和証券CMキャラクター渡辺謙さんからのメッセージ

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