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2016年5月20日
夫婦で投資デビュー!株と投資信託、どっちを買ったらいい?

マイナス金利が導入される前から預金金利の低い状態が長く続き、預金だけではお金を増やせなくなっています。教育費や住宅費、さらにその先の老後資金を準備するために、少しでもお金を増やそうと考えるなら、預金以外の金融商品に投資する必要があります。

預金以外の金融商品として代表的なのが、株と投資信託です。投資を始めるにあたって、どちらを選んだらいいか迷う人もいるかもしれません。そんなときは、それぞれの特徴や違いを知ることから始めましょう。

仕組みがシンプルな株、株主優待があることも

株は、安いときに買って高いときに売れば利益が得られるというシンプルな仕組みなので、わかりやすいといえます。どの株をいつ買っていつ売るかという判断は、投資家自身が行います。タイミングよく売買できれば、大きな利益を得ることが可能。でも、売買タイミングによっては損失をこうむることもあります。

株は、買って保有しているだけでも利益が得られます。その1つが株主優待。株を発行している会社が株を保有している人に年に1回か2回、自社製品の詰め合わせや優待利用券などを贈る仕組みで、株主優待を目的に株を買う人もたくさんいます。個人投資家が売買できる株は3500ほどありますが、そのうちの約3割の発行会社が株主優待制度を設けています。

株主優待で食品やお菓子、飲料などをもらえば家計の足しになるし、ファミリーレストランの割引券やテーマパークの割引入場券などをもらえば、子どもと一緒に楽しむこともできます。

積立できる「るいとう」なら、少額から株が買える

株は証券取引所で売買されていて、株を「買う」「売る」という注文は、証券会社に取り次いでもらいます。株の購入価格は銘柄による差が大きく、安いものだと10万円以下で買えますが、100万円以上ないと買えないものもあります。

ほしい株があっても価格が高くて買えない、ということはあるかもしれません。そういうときは1つの銘柄を毎月一定額で買っていく「るいとう(株式累積投資)」という仕組みを利用することもできます。積立額は毎月1万円以上1000円単位です。るいとうは大手の店舗型証券会社が扱っています。

時間をかけて資産を増やす投資信託

投資信託は株を直接購入するのではなく、“ファンド”という仕組みを通して、株に間接的に投資します。各ファンドには運用を担当する専門家がいて、どんな株をいつ売買するかはその専門家に任せることになります。

各ファンドは複数の株に投資するので、個々の株の値上がり・値下がりが平均化されてファンドの値動きは小さくなります。個別の株より値下がりリスクは小さくなるものの、大きな値上がりも抑えられることになります。投資信託は短期的な値上がりをねらうものではなく、時間をかけて資産を増やすものといえるでしょう。

投資信託は、日本の株以外に、日本の債券や不動産、海外の株や債券や不動産などに投資するものがあります。これらを組み合わせることによって世界中の資産に幅広く分散投資すれば、資産全体の値動きを小さくすることが可能になります。

一方で、投資信託は、運用成績がファンドによって違います。成績のよいファンドを探すのは慣れないと難しいので、「日本の株」「先進国の債券」「日本と世界の株と債券」などのように、「どこの何に投資するファンド」というところまで決めて証券会社の窓口へ行き、運用成績のよいファンドを紹介してもらう、といったことが考えられます。ネットで取引する証券会社を利用する場合は、ネットで情報を収集してファンドを選択し、購入するということもできます。

少額で購入できる投資信託、積立も可能

投資信託を扱っているのは、証券会社や銀行など。投資信託の各ファンドの価格は毎日変動しますが、たいていは1万円前後から購入できます。また「○万円で買える口数分買う」というように金額指定で購入できることも多くなっています。

多くの証券会社、銀行で投資信託の積立購入ができます。1つのファンドを毎月1万円あるいは5000円ずつ積立で買っていくことで、コツコツと資産を増やすことができます。

株と投資信託の上手な使い方

こうした株や投資信託の特徴から、
株は、

・成長が期待できる会社の株を買って、将来の値上がりに期待する
・株主優待を目的にする

といった使い方ができます。

一方、投資信託は

・複数の株に投資して長期的に資産を増やす
・日本の株以外の資産にも投資する
・積立購入で資産づくりをする

といった使い方ができます。

投資の目的や投資に回せる資金によって株か投資信託かを選びましょう。また、あまり大きな値下がりは避けたいという人は投資信託、多少の値動きがあっても気にならないという人は株が向いているかもしれません。

夫婦で資産運用する場合のパターン

株と投資信託を組み合わせてもよいでしょう。

例えば、夫は株主優待のある株を購入し、妻は投資信託を積立で購入するといったことが考えられます。また、夫婦どちらかが勤務先などで確定拠出年金に加入していて投資信託を積み立てているなら、一方では株を購入する、という方法もあります。

1つの世帯で投資対象が重ならないよう、どんな株や投資信託を買うかは、夫婦で相談して決めるのがおすすめです。

●投資について詳しく知りたい!
「分散投資ってなに?」(大和証券)
るいとう(株式累積投資)とは?(大和証券)

文:ファイナンシャルプランナー 馬養雅子
大和証券CMキャラクター渡辺謙さんからのメッセージ

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