先物・オプション取引サービス
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先物・オプション取引とは

先物・オプション取引についての説明です。

1.先物取引(日経225先物取引)とは

先物取引とは、「あらかじめ決められた期日」に「特定の商品(原資産)」を「取引時点での約定価格」で取引することを契約する取引のことです。「先物・オプション取引サービス」では「日経平均株価(日経225)」を「特定の商品(原資産)」とした、日経225先物取引を取扱っています。

  • (1)先物取引の特徴
    • ・差金決済
      新規建(買建、売建)時点の先物価格と決済(売埋、買埋)時点の先物価格の差額のみについて受渡を行う、差金決済です。
    • ・証拠金取引
      証拠金を担保として差入れて取引を行います。証拠金に対して大きな金額の取引を行うことができます。この少額で大きな金額の取引が行える、いわばテコの原理を「レバレッジ効果」といいます。10万円の証拠金で100万円の取引ができればレバレッジ効果は10倍ということになります。ただ、この「レバレッジ効果」は損失の面でも同様に働きますので、相場の見通しがはずれた場合には、多額の損失を被ることもあります。
    • ・限月取引
      取引できる期間があらかじめ設定されており、期間内であればいつでも売買できますが、期限になれば自動的に決済され損益が確定します。この取引期限となる月のことを限月(げんげつ)といい、例えば9月が取引期限である場合「9月限(9がつぎり)」と呼びます。
    • ・売りから取引可能
      相場が上昇すると予想したときには「買建」から、反対に相場が下落すると予想したときには「売建」から取引を始めることができます。
    • ・倒産リスクの回避
      個別銘柄に投資した場合はその企業が倒産した場合のリスクを考慮する必要がありますが、日経225先物取引は日経平均株価(日経225)を原資産としているため、倒産というリスクを避けることができます。
    • ・銘柄選択が不要
      馴染み深い日経平均株価(日経225)を原資産とする取引なので、個別の銘柄の選択・分析を行う必要がありません。
  • (2)決済方法
    日経225先物取引の決済方法としては、以下の2つがあります。
    • 1)反対売買
      当初行なった取引とは反対の取引を行うことで取引最終日までに決済する方法です。
    • 2)SQ決済
      取引最終日までに反対売買で決済しなかった場合は、SQ日(各限月の第2金曜日)に最終清算数値としてSQ値で自動的に決済されます。
      • ※スペシャル・クォーテーションの略で特別清算数値ともいいます。株価指数先物取引の最終決済に使用されるほか、株価指数オプションの権利行使の際に利用されます。日経225先物、日経225mini、日経225オプション取引の場合、限月の第2金曜日の日経平均株価(日経225)構成銘柄の始値に基づいて算出され、その日の大引け後に大阪取引所から公表されます。
    • ・ 決済方法のイメージ(手数料は考慮していません)
      SQ決済
  • (3)値洗い
    先物取引では、決済を確実に行うため日々の相場変動を反映させた基準になる価格で約定価格を評価し直し、差額の受け渡しを行ないます。これを値洗いと呼びます。
    未決済の建玉はその日の清算数値で日々評価し直し、値洗い益があれば加算、値洗い損があれば減算で、受入証拠金に反映します。日経225先物取引の場合、清算数値は原則として日中立会いの終値になります。

2.オプション取引(日経225オプション取引)とは

オプション取引とは、「あらかじめ決められた期日」に「特定の商品(原資産)」を「あらかじめ決められた価格(権利行使価格)で売買」する「権利」を取引することです。「先物・オプション取引サービス」では、「日経平均株価(日経225)」を「特定の商品(原資産)」とした、日経225オプション取引を取扱っています。
オプションの種類は、以下の4つです。

  コール(買う権利) プット(売る権利)
買い手 コールの買い
(買う権利を保有)
プットの買い
(売る権利を保有)
売り手 コールの売り
(売る義務を負う)
プットの売り
(買う義務を負う)

  • (1)オプション取引の特徴
    • ・限月取引
      取引できる期間があらかじめ設定されており、期間内であればいつでも売買できますが、期限になれば自動的に決済され損益が確定します。この取引期限となる月のことを限月(げんげつ)といい、例えば9月が取引期限である場合「9月限(9がつぎり)」と呼びます。
    • ・特有の損益線
      権利の取引であるため損益線が特有です。買い手は不利になる場合は権利を放棄することができますが、売り手は買い手の権利行使に応じる義務があります。

    オプションを買う場合
    • ・損失の限定
      オプションの買い手は、相場の上昇・下落に合わせて利益を狙える一方、相場が予想と反対に動いた場合には権利を放棄することによって、損失をオプションの買付に支払った金額(プレミアム)に限定できます。この、利益を狙える一方で損失が限定されるというのは、オプションならではの特徴と言えます。

    オプションを売る場合
    • ・プレミアムの受取
      売り手はリスクが高い反面、売付時にプレミアムを受け取ることができるため、運用資金の利回りを高めることができます。また、原資産の価格が動かない場合にも利益を追求することができます。
    • ・証拠金取引
      証拠金を担保として差入れて取引を行います。相場の見通しがはずれた場合には、差入れた証拠金以上の損失を被ることもあります。
  • (2)決済方法
    日経225オプション取引の決済方法としては、以下の2つがあります。
    • 1)反対売買
      買建なら売埋、売建なら買埋を、取引最終日までに行ない決済する方法です。
    • 2)SQ決済(権利行使、権利放棄、権利消滅)
      取引最終日までに反対売買で決済しなかった場合は、SQ日(各限月の第2金曜日)に最終清算数値としてSQ値で自動的に決済されます。権利行使価格とSQ値の関係で、権利行使もしくは権利消滅(権利放棄)となります。
      • ※スペシャル・クォーテーションの略で特別清算数値ともいいます。株価指数先物取引の最終決済に使用されるほか、株価指数オプションの権利行使の際に利用されます。日経225先物、日経225mini、日経225オプション取引の場合、限月の第2金曜日の日経平均株価(日経225)構成銘柄の始値に基づいて算出され、その日の大引け後に大阪取引所から公表されます。
      • ※権利行使価格とSQ値の関係については、以下「(3)オプション満期時の損益」参照。
  • (3)オプションの満期時の損益
    オプションは権利の取引であるため、他の商品とは異なる損益線となります。
    • 1)コールの買い
      権利行使価格10,000円のコールオプションをプレミアム1,000円で買建て、SQ日まで保有した場合。
      まず、コールの買い手は1,000円のプレミアムを支払います。
      日経平均が上昇し、SQ値が権利行使価格である10,000円を上回った場合、SQ値と権利行使価格との差額を受け取ることができます。
      受取る金額が、当初買建時に支払ったプレミアム1,000円を上回るにつれ、利益が大きくなっていきます。
      一方、予想に反して日経平均が下落し、SQ値が権利行使価格である10,000円を下回った場合、権利消滅となり受取りは発生しません。
      つまり、権利消滅となった場合は、当初買建時に支払ったプレミアム1,000円がまるごと損失となるだけで、それ以上の損失は発生しません。
      コールの買い
      ※手数料は考慮していません。
    • 2)コールの売り
      権利行使価格10,000円のコールオプションをプレミアム1,000円で売建、SQ日まで保有した場合。
      まず、コールの売り手は1,000円のプレミアムを受け取ります。
      日経平均が上昇し、SQ値が権利行使価格である10,000円を上回らない限り支払いは発生しません。この場合、当初売建時に受け取ったプレミアム1,000円がまるごと利益となります。
      一方、日経平均が上昇し、SQ値が権利行使価格である10,000円を上回った場合、SQ値と権利行使価格との差額を支払うことになります。
      支払う金額が、当初売建時に受け取ったプレミアム1,000円を上回るにつれ、損失が大きくなっていきます。
      コールの売り
      ※手数料は考慮していません。
    • 3)プットの買い
      まず、プットの買い手は1,000円のプレミアムを支払います。
      日経平均が下落し、SQ値が権利行使価格である10,000円を下回った場合、権利行使価格とSQ値の差額を受け取ることができます。
      受け取る金額が、当初買建時に支払ったプレミアム1,000円を上回るにつれ、利益が大きくなっていきます。
      一方、予想に反して日経平均が上昇し、SQ値が権利行使価格である10,000円を上回った場合、権利消滅となり受取りは発生しません。
      つまり、権利消滅となった場合は、当初買建時に支払ったプレミアム1,000円がまるごと損失となるだけで、それ以上の損失は発生しません。
      プットの買い
      ※手数料は考慮していません。
    • 4)プットの売り
      まず、プットの売り手は1,000円のプレミアムを受け取ります。
      日経平均が下落し、SQ値が権利行使価格である10,000円を下回らない限り支払いは発生しません。この場合、当初売建時に受け取ったプレミアム1,000円がまるごと利益となります。
      一方、日経平均が下落し、SQ値が権利行使価格である10,000円を下回った場合、権利行使価格とSQ値との差額を支払うことになります。
      支払う金額が、当初売建時に受け取ったプレミアム1,000円を上回るにつれ、損失が大きくなっていきます。
      プットの売り
      ※手数料は考慮していません。

ご注意

実際の権利行使はSQ値と権利行使価格に加えて、SQ決済時の手数料も考慮し決定します。つまりコールオプションの場合は「SQ値>権利行使価格+取引手数料」の場合に権利行使となり、プットオプションの場合は「SQ値<権利行使価格−取引手数料」の場合に権利行使となります。