投資対象としてのマイクロファイナンス

マイクロファイナンス投資の意義 −ソーシャルリターン−

投資を通じて貧困問題の解決に貢献できるという点が、マイクロファイナンス投資の最大の意義です。投資家が投じたおカネは、開発途上国のマイクロファイナンス機関(MFIs)の貴重な活動資金となり、貧困に直面している人々への小規模融資やその他金融サービスのために使われます。
MFIsにとって、資金調達の多様化は事業拡大のための大きな課題です。寄付や援助だけに頼っていては、その活動範囲にも自ずと限界があります。収益性を高めたり預金を拡大するといった自助努力に加え、資本市場からの調達が選択肢の一つに加われば、事業の拡張性や持続性が一層高まります。世界の投資家が資本市場を通じてマイクロファイナンス事業に投資することは、MFIsの成長・発展を促し、より多くの人々の自立を支援することにつながるのです。
このように、マイクロファイナンス投資には通常の投資リターン(ファイナンシャルリターン)だけでなく、貧困撲滅への貢献という社会的利益(ソーシャルリターン)も期待することができます。ソーシャルリターンは投資家個人に帰属するものではありませんし、数値で表すことも容易ではありませんが、投資したおカネがどのように活用されるのか、満足のいくような使われ方をしているのかという投資の本質的な部分をクローズアップしてくれる貴重な概念です。これまで、投資の教科書には横軸にリスク、縦軸にリターンをとった平面的な図が用いられてきました。ここには、「ただ儲かればよい」という考えを戒める軸はありません。結果として、一部のプレイヤーの暴走を制御することのないまま先の金融危機へとつながっていきました。これからは、奥行きにソーシャルリターンを加えた三次元の世界で投資のクオリティを判断する時代になっていくことが期待されます。その先駆的な事例としてマイクロファイナンスへの注目が一層高まっていくのではないでしょうか。

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