マイクロファイナンスの概要

マイクロファイナンスとは

貧しい人々の経済的自立を支援

マイクロファイナンスとは、貧困層向け小規模金融サービスの総称で、貧困問題解決の有力な手段として世界中で大変な注目を集めています。もともとは、貧しい人々の自立を促すための小規模無担保融資「マイクロクレジット」がこの分野の用語として定着していましたが、現在ではサービス対象が預金や送金、保険などにまで拡大していることから、「マイクロファイナンス」という用語がより広く用いられるようになっています。本サイトでは、小規模無担保融資サービスに限定した記述においては「マイクロクレジット」、その他のサービスも含む場合は「マイクロファイナンス」という用語を使用します。

貧困のない世界を

マイクロクレジットの歴史は、30年前にまでさかのぼります。1970年代の中頃、それまで融資の対象とされていなかった貧困層に対して、生産活動・所得創造のための資金を小額ながら無担保で提供するという画期的な取り組みがバングラデシュで始まり、アジアやラテンアメリカの幾つかの国々においても、同じ時期に同じような試みがそれぞれ独自の手法で行われました。それは壮大な実験でした。貧困層に無担保で融資するなんてとんでもない − それが当時の常識であり、いずれ行き詰るという冷やかな視線の中でのチャレンジだったと言います。しかし、「担保なんて裕福な人しか持ち得ないのに、それを前提にしたサービスしか提供できないのでは、いつまでたっても貧困にあえぐ人々の自立を促すことはできないではないか。彼女たちは最初の一歩を踏み出すためのわずかな資金さえあれば、経済的に自立に向けた道を進んでいけるはずだ」という信念のもと、単なる融資を超えた地道な活動が各地で行われました。やがてそれらが実を結び、多くのプログラムが既存の銀行融資を大きく上回る返済率を示していることが明らかとなります。こうしてマイクロクレジットが開発プログラムとしてもビジネスとしても持続可能であることが明らかになるにつれ、慈善事業家や開発機関だけでなく研究者や実務者の間でも大きな注目を集めるようになりました。そして2006年、マイクロクレジットのビジネスモデルを確立したグラミン銀行のムハマド・ユヌス総裁がノーベル平和賞を授与したことで、マイクロクレジットという用語が一般に広く知られるようになったのです。

マイクロクレジットからマイクロファイナンスへ

マイクロクレジットの誕生から30年以上が経過した今日、そのサービス対象が預金や送金、保険などにまで拡大しています。これらの金融サービスはいずれも、経済活動を行う上で欠かせないものです。借りたお金を送金できなければ、手で持ち運ぶしかありません。大切な事業資金を持ち歩くのはやはり危険ですよね。あるいは、借りたお金でモノを作り売り上げたお金は、家に保管しておくのではなく銀行口座に預けておきたいものです。事業が軌道に乗ったのであれば、決済口座やいざというときのための保険も必要でしょう。
貧困層の経済的自立を本格的に支援するためには、融資だけでなく預金・送金・保険といった他の金融サービスの提供も必要であることが認識されるにつれ、それらを総称したマイクロファイナンスという用語が広義の概念としてより一般的に用いられるようになってきています。

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